原口が『キッカー』のMOMに選出された一方、香川は両誌ともにチーム内最低点の評価となった。(C)SOCCER DIGEST

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 ドイツのブンデスリーガ1部は8月最終週に開幕を迎えたあと、すぐさま国際Aマッチウィークにより中断された。明日9月10日にシャルケ―バイエルンなどのカードで2節が再開される。
 
 原口が最高点で、香川が最低点――。8月26日から28日に行なわれた開幕ゲーム、ドイツのスポーツ2紙『キッカー』、『ビルド』の日本人選手の採点を振り返ってみると、その試合での好不調が、9月1日と6日のワールドカップ・アジア最終予選の2試合に、ある意味、直結していたという”事実”が見えてくる。
 
 香川は開幕直前のドイツカップの地域リーグ所属トリアー戦で2得点を叩き込む活躍ぶりを見せた。しかし、リーグ1節のマインツ戦では2-1と勝利を収めたものの、インパクトを残せなかった。
 
『キッカー』では、ドルトムントの採点は4-2-3-1のトップ下の香川と右サイドバックのパスラックが最低の4.5(ドイツは5点満点で、1が最高)。一方、敗れたマインツにも4.5がふたりいた。
 
 また、『ビルド』でも、香川はボランチで出場したカストロと並んでチーム内の最低点タイの4。ただし、相手チームのマインツにはさらに悪い(最悪)の5点が3人、香川と同じ4点が2人いた。途中出場で1ゴールを決めた武藤だが、出場時間が短いため、両紙ともに採点なしになっている。
 
 両チームともに採点は極めて低い。開幕直後とあって、試合自体のクオリティがそこまで高くなかったことがうかがえる。
 
 一方、フライブルク戦で2得点に絡んだ原口は、『キッカー』でMOM(この試合のMVP、マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれている。『ビルド』では、「勝利に導いた一人」という”及第点”の3点という評価だった。4-2-3-1のトップ下のダリダとボランチのルステンベルガーが最高の2点だったが、原口の3点はチーム内に計5人いた。
 
 また、強豪シャルケ相手に1-0の価値ある勝利を収めたフランクフルトの長谷部は、両紙ともに3点と及第点。

 インゴルシュタット相手にホームで79分に追いつかれたハンブルクは、勝点2を失ったといえる展開。酒井高のみならず(採点はまだ上のほう)、チーム全体の評価が低かった。
 
 次のページに、1部リーグ日本人選手全員の採点と出場記録まとめた。
 
 
 
ブンデスリーガ1節 8月27日(土)、28日(日)
 
【ドイツ主要2紙の選手採点(5点満点で、1が最高)】
選手名(所属)   採点│キッカー/ビルド 
原口元気(H・ベルリン) 2.0/3.0
長谷部誠(フランクフルト) 3.0/3.0
酒井高徳(ハンブルク)  3.5/4.0
香川真司(ドルトムント) 4.5/4.0
大迫勇也(ケルン)           ―/4.0 
宇佐美貴史(アウクスブルク)―/― 
武藤嘉紀(マインツ           ―/― 
内田篤人(シャルケ)       不出場
 
 
【ドイツ組の出場記録】
選手名(所属)出場記録/スコア 対戦相手(H or A)
原口元気(H・ベルリン)フル出場/○2-1フライブルク(H)
長谷部誠(フランクフルト)フル出場/○1-0シャルケ(H)
酒井高徳(ハンブルク) フル出場/△1-1インゴルシュタット(H)
香川真司(ドルトムント)フル出場/○2-1マインツ(H)
大迫勇也(ケルン)  69分途中出場/○2-0ダルムシュタット(H)
宇佐美貴史(アウクスブルク)82分途中出場/●0-2ヴォルフスブルク(H)
武藤嘉紀(マインツ) 81分途中出場。1得点/●1-2ドルトムント(A)
内田篤人(シャルケ) 不出場/●0-1フランクフルト(A)
 
 
 2節のカードは次のとおり。★は日本人選手が所属するチーム。
 
【9月10日(土)】
シャルケ★―バイエルン、レバークーゼン×ハンブルク★、ダルムシュタット―フランクフルト★、フライブルク―ボルシアMG、インゴルシュタット―ヘルタ・ベルリン★、ヴォルフスブルク―ケルン★
【9月11日(日)】
ライプツイッヒ―ドルトムント★
ブレーメン―アウクスブルク★
【9月12日(月)】
マインツ★―ホッフェンハイム
 
翻訳・構成:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)