【衝撃】訓練で「顔の好み」を変化させる技術が開発される

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「顔の好み」を変える技術が開発された。

顔の好みを「好き・嫌い」両方に変化

国際電気通信基礎技術研究所は9日、「顔の好みを変化させる技術」を開発したと発表した。

大脳皮質の高次領域に特定のパターンを引き起こすことで、顔の好みを好き・嫌い両方に変化させることができるという。

脳の活動パターンを誘導

研究は、さまざまな脳領域とつながっていて感情や学習など多くの機能との関わりが示されている「帯状皮質」に着目して行われた。

被験者に実験の目的を教えずに、まず、事前に400枚の写真に対して被験者の好みを測定。

「国際電気通信基礎技術研究所」プレスリリース

次に、帯状皮質の活動パターンから被験者の好み評定を推定するデコーダを作成。

「国際電気通信基礎技術研究所」プレスリリース

このデコーダを使って、特定の顔写真を見せながら、被験者に自分で自分の帯状皮質に好き・嫌いに関する活動パターンを誘導してもらう訓練を3日間行った。

「国際電気通信基礎技術研究所」プレスリリース

その後、最初に見た400枚の顔写真に対する好みを再び測定したところ、訓練中に提示された写真に対して好みの変化(上昇・減少)が見られた。

「国際電気通信基礎技術研究所」プレスリリース

訓練中に提示されなかった写真に対してはこのような変化は見られず、また脳活動パターンの変化が大きいほど好みの変化も大きくなった。

「うつ」や「強迫性障害」の治療に活用へ

顔の好みを変えるという技術は、今後どのように活用されるのだろうか?同研究所は今後の展望をこう語っている。

訓練を通して疾患症状の改善をもたらすことができれば、従来の薬物療法や行動療法とは一線を画す新たな治療法として、DecNefは医療に多大な貢献をもたらすかもしれません

国際電気通信基礎技術研究所 ーより引用

強迫性障害やうつ、心的外傷後ストレス障害の患者などの症状改善治療に活用できるかもしれないという。

一歩間違えれば「洗脳」に?

一方で、一歩間違えれば「洗脳」とみなされる可能性もあるので倫理面に最大限の注意を払う必要があると説明。

生命倫理の有識者などと協力して慎重な対応を行っているという。

ネット上には「怖い」という声も

顔の好みを変える技術を開発したという発表を受けて、ネット上にはさまざまな反応が投稿されている。

革命的な成果自分の脳で試してみたいこれ、なにげに怖いよ「洗脳」そのもの人相を見て危険を察知することがあるので変えちゃうとマズイなんというか本当に人格とか個性とか無意味になってくのな

革命的な技術の開発に戸惑う声がよせられていた。