可愛いからついついやってしまいがちだが、公共の場における鳩へのエサやりを禁止している場所は多い。埼玉県川口市にあるJR川口駅でも、同様の注意を促す貼り紙が掲示されているのだが、なぜか描かれているのは堂々とした「鷹」の姿だった。発見者のツイートは1万回以上リツイートされ、ツイッター上で話題になっている。単なる間違いなのか、それとも別の意図があるのだろうか。気になる真相を実際に問い合わせてみたところ、意外な答えが返ってきた。

鷹を描いた理由は「天敵」だから

画像はイメージ(Jun OHWADAさん撮影。flickrより)

「鳩にエサを与えないで!」

と大きな文字で注意喚起するポスターを川口駅で発見し、ツイッターに投稿したのは映画監督・テレビディレクターの村上賢司さん。

鳩について言及しているのに描かれているのは鷹というポスターはインパクトがあり、様々なユーザーがその真意を予想した。

このポスターの意図についてJR東日本に問い合わせたところ、意外な背景が浮かび上がってきた。

川口駅所属の社員が作成したこのポスターは、描く鳥を間違えたのではなく、「鳩の天敵としての鷹」を描いたのだという。予想されていた「天敵」というキーワードは意外と近いところを突いていたのだ。

更に、取材に対応してくれた広報の担当者は、

「これは私の推測ですが、天敵の鷹の絵が大きく描かれることで、威嚇のような効果もあるのではないでしょうか」

と語った。