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アルヒはこのほど、「住宅ローン」に関する調査結果を発表した。調査は2011年7月1日〜2016年6月20日、ARUHIで住宅ローンを利用した4万9,775名の成約データを分析した。

○職種によって借入額・頭金に差

調査対象者を職業別に分けると、「会社員(72.1%)」が7割超を占め、次いで「自営業(16.9%)」「公務員(4.9%)」「派遣社員(2.1%)」「パート等(2.0%)」と続いた。

職業別に住宅ローンの借入額や頭金について調べてみたところ、借入額の平均が最も高額だったのは「自営業」で2,633万円、最も少なかったのは「年金受給者」で1,149万円という結果に。

頭金の額については、「年金受給者」が突出して多く1,247万円で1位となり、次点の「農林漁業主(608万円)」と比べて、2倍以上の頭金を支払っていることがわかった。一方、頭金の平均が最も少なかったのは「派遣社員」で350万円。職種により頭金に大きな開きが出ていることが明らかとなった。

○年収が低いほど、頭金が多い傾向に

次に、職種ごとの年収に応じた借入額と頭金について分析したところ、会社員の借入額は年収の増加に伴い上昇し、「年収200万円未満」では942万円、「年収900万円以上」では3,453万円と、両者の差は3.6倍を記録した。一方、頭金は年収が低めの人ほど多く準備しており、「年収200万円未満」が392万円用意しているのに対し、「年収200万円以上500万円未満」では200万円台にとどまった。

公務員は、「年収500万円以上600万円未満」という人が一番多く27.3%。借入額の平均が最も高かったのは「年収900万円以上」で3,009万円。頭金については、年収が高い方が若干多めに入れる傾向がうかがえたものの、「年収200万円未満」の頭金は突出しており、平均で1,000万円以上となった。

自営業者の最多年収は「400万円以上500万円未満」で23.1%だが、「年収900万円以上」が16.1%を占めており、収入差の多い職種であることが浮き彫りに。「年収900万円以上」の借入額の平均は4,000万円を上回り、今回の調査で最も高額な借入額を記録した。

全体では、借入額の平均は2,112万円、頭金の平均は587万円となった。借入額と頭金の合計を物件価格として計算すると、約2割の頭金を用意していることが判明。また、いずれの職業でも、年収が200万円未満の人は頭金を多く入れる傾向がうかがえた。

(CHIGAKO)