みなさんは“防災週間”をご存じですか? 9月1日の“防災の日”を中心とした1週間は、防災グッズの準備や点検を行ったり、家族で防災や有事の際の連絡手段を確認し、話し合いをしたりと、災害についての認識を高める“防災週間”となっています。

日本赤十字社(東京都支部)で赤十字救急法救急員の認定を受けた筆者が、先日平成28年度東京都・葛飾区・墨田区合同総合防災訓練に参加してきました。

そこで今回は、防災訓練で学んだ“災害時に役立つ即席グッズの作り方”をご紹介します。

■平成28年度東京都・葛飾区・墨田区合同総合防災訓練の様子

同訓練は都立水元公園と東京スカイツリー周辺の2会場で開催されました。筆者が参加した水元公園では「自助・共助」そして「連携」がテーマに。

特殊車両展示訓練では、はしご車でビルの高さほど上がる体験や、起震車で地震体験をするなど幅広い体験が可能になっていました。またライフライン応急復旧訓練といった実践的なエリアもあり、非常にためになるコーナーが多々。

さらにポプラ並木に沿って、76ブースもの展示ブースが用意され、各機関が地震を始めとした災害やトラブル時の応急処置などについてまとめていました。

それでは筆者が、(公財)東京都公園協会の“防災ワークショップ体験”で学んだことをご紹介します。

■震災時に役立つ即席グッズの作り方

ここではズボンを使って即席でできる“リュックサック”の作り方を紹介します。

(1)ズボンの両裾を重ねて、紐できつく結びます。結んだ後の紐の長さは、両端が均等に残るようにします。

(2)長ズボンをひざのあたりで折り返し、紐の残りの部分をベルト通しにぐるりと1周させるように通します。

(3)長ズボンの両足部分をリュックサックの肩ベルトにして、背負うことができるようになります。ベルト部分の紐をきっちり結べば、中の物が飛び出しません。

筆者が実際に体験したリュックサックには、肩足に1本ずつ2Lサイズのペットボトルが収納可能でした。きちんと紐で結ぶことで、かなりの重量に耐えることができるそうです。

図でも確認してみましょう!

■震災時に折るだけで作れる即席グッズ

この他、新聞紙や広告など紙があれば、折るだけで作れる“コップ”と“紙食器”の作り方もレクチャーしていました。それぞれの作り方は以下の図のとおり。

(1)コップ

完成したコップにラップを入れれば、繰り返し使えるコップにもなるとのこと。

(2)紙食器

こちらはラップでの再利用の他に、汚れたらそのまま捨てることができるゴミ箱の役目も果たします。震災時の何もない状況でも、即席で用意でき、大変役立つグッズです。

「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉もあります。時間が経つにつれ、薄れていってしまう“防災”の備えを、改めて確認してみてはいかがでしょうか?

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