新穂高温泉郷のシンボルが紅葉と共に浮かび上がる

写真拡大

飛騨高山と呼ばれる岐阜県高山市は、多くの温泉郷を擁する屈指の観光地。なかでも高山駅からバスで90分、奥飛騨温泉郷の最奥部にあたる新穂高温泉は、豊富な湯量を誇り、巨大な露天風呂と北アルプスの大自然が楽しめる人気スポットだ。

【写真を見る】飛騨エリアには秋に行きたいイベントが盛りだくさん。日程をチェックしてぜひ足を運んでほしい

そんな新穂高温泉で、10月20日(木)から30日(日)に、「新穂高紅葉散策〜夜空を楽しむ会〜」が開催される。

会場となるのは3か所。メイン会場は新穂高の湯周辺。清流・蒲田川と、奥飛騨温泉郷を象徴する新穂高の湯の夜のコラボレーションは必見だ。

地獄平砂防堰堤周辺では、日暮れにあわせて地獄平の森一帯を、中尾高原では温泉街の紅葉がライトアップされる。昼間は森林浴で楽しんだ風景が、幻想的な演出で見事な紅色に浮かび上がる。

もうひとつのお楽しみが「星空観察会」。こちらも期間中毎日開催(雨天は中止)。移動式天文台のドリームスター号を使い、漆黒の夜空に無数にきらめく星々が堪能できる。都心にいたらなかなかお目にかかれない、宝石のような夜空を楽しみたい。

一方、高山市は良質な木材を産出してきたことから、木工の町としても知られている。高山市内を中心とした飛騨地域18の木工房によるオープンアトリエ「飛騨の木工房めぐり」が、10月29日(土)から31日(月)に開催される。期間中の10時から17時の間は、自由に家具工房の見学ができるようになるので、匠の技に直接触れられるチャンスだ。

この秋は、飛騨高山へ紅葉と星と木工に触れる旅に出てみては?【東京ウォーカー】