今や完全にスニーカースタイルの定番となった「ニューバランス」。けれどアパレルラインに限ってみれば、これまでナイキやアディダスの後塵を拝してきた印象を受ける。それだけシューズメーカーとしてのブランドが確立している証拠でもある訳だが。

ところが、どうやら今シーズンはウェアにかける本気の度合いが違うようだ。

2016年秋冬から本格参入
「ライフスタイルアパレル」

たとえば写真のジャケット。身頃は撥水ナイロン地、肩からストレッチの効いたニットに切り替えている。素材だけ見れば機能性重視のスポーツウェアでも、インナーにシャツを持ってくれば、活躍の場をカジュアルシーンだけに限定することもなさそう。

こちらは70年代のヴィンテージ編み機で製造されたスウェットパーカー(写真中央)。なんでも一日に20mしか編めない生地を糸から別注したものだとか。

どう考えたって効率は悪い。が、あえてそこにこだわるのも、「この生地でしか醸し出せない着心地を大切にしている」から。このメッセージングからも、これまでのアパレルラインとは別モノの熱意が伝わってくる。

生活をアクティブに変える
アスレジャーなウェア

スポーツだけの用途に限らず、普段着としても活躍できる服。アウトドアすぎず、ヘルシーで都会的なエッセンス。「ライフスタイルアパレル」というテーマを解釈すれば、こんな感じだろうか。

従来であれば、ランにはラン用のジョガーパンツやレギンス、ジム用のトレーニングウェアなど、街着とは別目的の着こなしが当たり前だったものが、昨年より続く「スポーツミックス」や「アスレジャー」のトレンドで、スポーツとタウンの垣根を取っ払うシームレスなスタイルが定着したことも、大きく舵を切った要因かも。

ナイキのシリアスなスポーティーさとも、アディダスのビビッドなモチーフとも違う。言うなればちょうどその中間点、アクティブに日常を楽しむ人たちに向けたアパレル。だから単なるスポーツウェアとカテゴライズする訳にはいかない。

原宿に期間限定ストア
9/11(日)まで 

さて、すでにオンラインでは取り扱いがスタートしている。サイズを選んで簡単にポチッとできない訳じゃない。

それでも、袖口のストレッチや裾にかけてのテーパード感は触って確かめてこそ、というこだわり派のために、9月11日(日)まで、東京・原宿にポップアップストア「NB9」が期間限定オープン中。当然ウェアに合わせたシューズのセレクトも秀逸だ。

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