8日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領は7日、朝鮮半島の周辺国の首脳4人との会談を終えた。韓国では「会談の形式や時間、雰囲気に、現在の朝鮮半島および北東アジアの外交状況が反映されていた」との評価が出ているという。資料写真。

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2016年9月8日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は7日、朝鮮半島の周辺国の首脳4人との会談を終えた。韓国では「会談の形式や時間、雰囲気に、現在の朝鮮半島および北東アジアの外交状況が反映されていた」との評価が出ているという。

朴大統領は3日の露韓首脳会談を皮切りに、中韓首脳会談(5日)、米韓首脳会談(6日)、日韓首脳会談(7日)を行った。

露韓首脳会談は昼食会を含み、逐次通訳の形式で2時間20分間行われた。朴大統領がプーチン大統領の招待を受け、東方経済フォーラム(EEF)に主賓として出席しただけに、露韓首脳会談もそれにふさわしい形で進められたという。

これに対し、中韓、米韓、日韓首脳会談は多国間会議をきっかけに開かれた。いずれも予定時間は30分だったが、中韓会談は46分、米韓会談は50分、日韓会談は33分間行われた。

中韓会談では終末高高度防衛ミサイル・THAAD(サード)と北朝鮮の核問題などをめぐって意見確認をした。関係悪化を防ごうとの趣旨で開かれただけに、十分な時間をかけて議論された。米韓会談ではTHAAD配備と北朝鮮の核についての立場を再確認する一方、11月の米大統領選挙を前に事実上の「告別会談」をしたため、予定より時間が延長されたという。日韓会談は最大の懸案であった慰安婦問題が昨年末に合意に達していただけに、両首脳は北朝鮮の核問題と両国関係の発展をテーマに簡潔に会談を進めたという。中韓、米韓会談は同時通訳、日韓首脳会談は逐次通訳の形式で行われた。

韓国大統領府は露韓会談について、「友好的な雰囲気の中で建設的な意見交換をした」と明らかにした。中韓会談については「真剣な雰囲気の中で双方の関心事について建設的かつ密度の濃い意見交換をした」、米韓会談については「全ての事案において、両首脳はとても良い雰囲気で協議を進めた」、日韓会談については「両首脳は双方の関心事について、肯定的な雰囲気の中で意見交換をした」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せた。

「日本とは以心伝心できるほど仲がいいということ!短い時間で理解し合えるのだから」
「慰安婦像撤去問題は?慰安婦被害者への謝罪問題は?本当に情けない」
「また安倍首相にだまされたのでは?不安だ」

「時間よりも内容が大事」
「『良い雰囲気』というのが問題。もっと積極的に戦って利益を得てほしい」

「とても良い雰囲気?4人との会談で得られたものは何もなかったのに?」
「オバマ大統領は機嫌がいいに決まっている。サードを買ってもらえるのだから」

「北朝鮮がいなければ、朴大統領は世界から無視されていただろう。北朝鮮がいてくれてよかった」
「会談時間が長い国ほど、韓国を“カモ”と考える度合いが強いと言える」(翻訳・編集/堂本)