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東京都感染症情報センターは9月8日、8月29日〜9月4日(第35週)の期間中の東京都感染症週報を公開した。同週報により、国内で患者が増えている麻しん(はしか)の患者が新たに5人確認されたことが明らかになった。

はしかは麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、感染経路は空気感染、飛まつ感染、接触感染。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%が発症すると言われている。

感染の約10日後に38℃程度の発熱やせき、鼻水といった風邪に似た症状が2〜4日続き、その後に39℃度以上の高熱と共に発しんが出現するとされている。合併症には肺炎や脳炎、中耳炎、心筋炎などがあり、重篤な場合は死亡する可能性もある。ただ、合併症がなければ7〜10日で回復するという。

同週報によると、第35週に保健所が受理したはしかの件数は5件。年齢は20代が2件、30代が1件、40代が1件、50代が1件となっており、推定感染地は国内が3件、シンガポールまたはインドネシアが1件、タイが1件とされている。はしかの有効な予防方法はワクチン接種で、東京都健康安全研究センターは「感染症ひとくち情報」で摂取を促している。

また、夏風邪の一つに数えられているヘルパンギーナも微増傾向にある。第33週(8月15日〜8月21日)に定点あたりの患者報告数が1.50となり、前の週の数値(3.43)より半減。東京都の流行警報基準を下回った。だが、第34週に同1.90、第35週に同2.16と直近2週間は微増傾向にあり、終息にはまだ時間を要するようだ。

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