知っておくと便利!レポート課題に「大学図書館」を上手く活用する方法

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大学生活の中では一大イベント(?)でもある、定期試験。過去問収集に奮闘したり、友達からノートのコピーを取らせてもらっている人も多いのではないでしょうか。

ところで大学の定期試験の独特なのは、ペーパーテストだけでなく、レポート課題で単位を認定する授業があることです。大学図書館員に勤務していた筆者も、試験前になると血相を変えて図書館にやってくる学生さんを数多く見てきました。

そこでここではそんな筆者が感じた、試験前に上手に図書館を活用する方法を紹介したいと思います。

■レポート課題の図書選定は早目の選定を

とにかく取りかかりが遅いほど、自分が読みたいと思う本がなくなってしまいます。そのため、資料は早めに取りそろえることが重要です。先にペーパーテスト対策に着手しようと思っている人も、ざっくりと資料に目星をつけておきましょう。

そして安全策として、先にお目当ての本を借りてしまいましょう。レポート課題が出ると、テーマに近い本ほど取り合いになってしまいます。なので早く取り組めば取り組むほど、レポートにネタになる選択肢がたくさんあるということです。

本当に必要な資料を選ぶことができるという点からも、早めに資料を選定しておくに越したことはありません。夏休みが終わる前に、一度図書館に足を運んでみては?

■探している本がなかったら

貸出中の本には予約をかけることもできますが、試験中は要注意!自分がキープしたい本は他の人もキープしておきたいものです。そのため自分に貸出の順番が回ってくるころには、提出期限が過ぎてしまっているということも……。そうなってしまっては元も子もありません。

そんなときはカウンターに行って相談してみましょう。色々な解決策を図書館員は持っています。方法の一つとして、周辺の他大学の図書館で同じ資料を所蔵しているかを検索してくれることでしょう。

ちなみに通常他大学図書館の利用には、「紹介状」という書類が必要になります。しかし最近では、地域周辺同士が提携を結んでいる大学も多いため、提携校同士では学生証の提示のみで図書館の利用が可能であることも。

■レファレンスサービスを使ってみよう

Student looking for book in library

図書館を利用する人でも、いまいちピンとこない人が多い「レファレンスサービス」。公共図書館でも貸出カウンターとは別に設置されているため、目にしたことがある人もいるのでは。

このレファレンスサービスとは、いわゆる「調査のお手伝い」をするところです。そのためレポートのテーマが漠然としている場合は、一旦レファレンスカウンターに相談してみるというのも手です。相談内容に沿って、図書館員がそれに関連した資料などを紹介してくれます。話すことで漠然としてテーマが徐々に整理されていき、何を調べていのかがはっきり見えてくるようになります。

ちなみにあくまでもレファレンスサービスは「調査のお手伝い」に留まります。課題の答えを教えてくれる場所ではないので、十分ご注意を。

図書館と言うと本の貸出返却や、自習スペースのイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし図書館はレポート課題だけでなく、やがてほとんどの人が書くことになる、卒業論文でも活用することになります。早い段階から図書館の使い方を知っておくと、卒論制作もスムーズにいくかもしれません。