7日、韓国の警察署が被疑者の人権を考慮するとして留置場の環境改善を図ったと韓国・聯合ニュースが伝えたところ、ネットユーザーから猛反対の声が相次ぎ寄せられている。写真はソウル・明洞派出所。

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2016年9月7日、韓国の警察署が被疑者の人権を考慮するとして留置場の環境改善を図ったと韓国・聯合ニュースが伝えたところ、ネットユーザーから猛反対の声が相次ぎ寄せられている。

光州北部警察署は7日、留置場の事故防止と被疑者の人権保護のため留置場の改善工事を完了し、8日から運用すると明らかにした。この環境改善で、留置場にあった鉄格子が撤去され、代わりに強化プラスチックが設置された。また、監視カメラ映像の自動管理システムを導入、留置場の鍵が電子カード読み取り式に変わった。さらに、被疑者の逃走防止のためこれまで開放式だったトイレは、人権保護を目的に密閉式に変更された。

同警察署のヤン・フィグン捜査課長は「留置人の安全と人権保障のため、監獄のようだった留置場を改善した。今後も定期的な人権教育と施設補完を進めていく」と述べた。

この報道について、韓国のネットユーザーからは短時間で2000件近いコメントが寄せられている。多くがこの環境改善に反対するもので、「この国はなぜ被害者より加害者の人権を重視するんだ?」との声が最多の共感を得たほか、「また始まった。犯罪者に人権かよ」「正義がない国だ」「人権団体の人間がおかしくなってる証拠だな。他人の人生をぶち壊した犯罪者の人権を守ってやるなんて」「韓国は犯罪者の人権が重要なのではなくて、犯罪者の人権だけが重要なんだ」など厳しい声が並ぶ。

他には、「これだから犯罪者がのさばるんだ」「留置場が自分の家より楽だからと進んで入ろうとする人も出るはず」「犯罪者を厚遇したら再犯が増えるだけ」「これを被害者の家族が見たらあきれるだろうよ」と懸念する声も。

さらに、「情けない。金の使い道が他にないのか?」「こんな国で税金を払うのが嫌だ」「フランスの監獄を見たことがあるか?いまだに19世紀のまんまだぞ」「なぜそこまで気を遣うのか。いつか自分たちが行くことになるから仕方がないんだな」といったコメントも寄せられた。(翻訳・編集/吉金)