7日、銭江晩報によると、日本を訪れた中国人女性がなくした財布が、意外な所から見つかるという騒動があった。写真は日本の観光バス。

写真拡大

2016年9月7日、銭江晩報によると、日本を訪れた中国人女性がなくした財布が、意外な所から見つかるという騒動があった。

杭州市在住の兪(ユー)さんは、8月19〜25日に日本旅行に訪れたが、帰国間際になって財布をなくしてしまったことに気付いた。兪さんは、「静岡空港でなくしたと思って、かなり長い時間探したけれど見つからなかった」と語り、家族全員があきらめかけていたという。ところが、その財布はなんと、同じく日本に旅行に訪れていた方(ファン)さんによって拾われた。しかも、方さんの自宅は杭州市の隣の紹興市で、職場は杭州市にあるというから驚きだ。

方さんは8月24〜30日に社員旅行で家族と共に日本を訪れていた。28日午後、名古屋から観光バスに乗った際に、方さんの娘が座席の隙間に物が挟まっているのを発見。取り出してみると財布だった。娘から財布を受け取った方さんが、中身を確認すると、身分証やキャッシュカード、現金が入っていた。初めはガイドに預けようかと考えたが、娘が「住んでる場所も近いし、中国に帰ってから警察に届けるか、直接届けてあげようよ」と提案。方さんは「確かにガイドに任せると、領事館などを経由しなければならず、余計に時間がかかってしまう」と考え、そのまま持ち帰ることにした。

方さんは29日夜、チャットアプリを通じて自分の職場がある杭州市の警察に事情を説明、持ち主に連絡する方法を訪ねた。警察はすぐに兪さんを特定し、連絡を取った。兪さんは、あきらめていた財布が見つかったことで大喜び。方さんに、ぜひ財布を持ち帰ってほしいと依頼したという。方さんは帰国後、すぐに指定された派出所に財布を届けた。兪さんは、「まさかこんな偶然があるなんて」と驚いた様子で、方さん一家に感謝しているという。(翻訳・編集/北田)