スイーツ芸人が教える“甘いもの” vol.011

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【毎週水曜日 10:00 更新】
よろスィーツ! スイーツ芸人・ナカノタカフミです。年間500軒以上食べ歩くスイーツマニアの僕が本当においしいと思ったナイスィーツを厳選して紹介します。9月は、最高のパフェがいただけるお店をピックアップ。第1弾は、フルーツパーラーが手がける絶品フルーツパフェです。

◆名店パティスリーが手がけるフルーツパーラーの絶品フルーツパフェ!

ボクにとってパフェは、物語。
没頭して本を読むと、連れて行ってもらえる違う世界のような。
これはもう本能的なことで、子供の頃から「パフェ」のシルエットを見るとカラダの中から湧き上がる昂揚を感じるのです。
現実を遮断して、夢が見られるひととき。
そこに理由はなく、踏み込めばもうファンタジーなんです!

今回ご紹介するのは、成城の「ル・フルティエ」さんのフルーツパフェ。
もとは成城学園駅前ビルにあった「オテル・ドゥ・スズキ・フルーツ」がリニューアルして、場所も変えオープンしました。
通年と季節限定メニュー合わせると、10種類以上のフルーツパフェが楽しめます!
カウンター席で頂けるので、目の前でパティシエによってフルーツをカットする様子も見られてそのライブ感も、たのスィーツ!



静岡県産のマスクメロンをたっぷりと贅沢に使用「マスクメロンのクリームパフェ」1500円

ひとつめは、マスクメロンのパフェです!
まず、ワイングラスにはいったこの容姿がたまりません・・
色気あるボディラインに映えるマスクメロンのグリーンに恍惚としてしまいます。



フルーツパフェを食べるときに思うことは、その作品の中でちゃんとフルーツが主役になれているかどうか。
こちらの生クリームはちゃんとメロンの瑞々しさを引き立て、なめらかなくちあたりで抜群にナイスィーツ!
底にはレモンゼリーを忍ばせ、メロン果肉に酸味のある爽やかな風味が加わり、最後のひとくちまでデリシャスィーツ!



産地別マンゴーを2種類使用し食べ比べも楽しめちゃう!「2種類のマンゴパフェ」1250円

ふたつめは、フィリピン産とメキシコ産の2種類のマンゴーを使ったパフェです!
中には、マンゴーの特に甘い種まわりのところを絞りレモン汁と合わせた特製のマンゴーソースが入っています。
果肉本来の甘さを様々な角度から楽しめて、すばらスィーツ!



そして、注目してもらいたいのがトップに飾られたメレンゲのような白いふんわりしたもの。
これは「レモン泡」で、酸味のあるふわっとした食感がマンゴーの濃厚な味をさっぱりとまとめてくれます。
食べる人のことを考えて作っているのが、細かなところにさりげなく感じられてうれスィーツ!



「ル・フルティエ」オーナーの鈴木シェフは「いまの若い人たちにもっとホンモノの味を知ってもらいたい」とおっしゃっていました。
手軽にスイーツが食べられる時代になった反面、足を運んで食べる人も減っています。

食べる人が作り手を育てるんだよ、とシェフ。
ボクもそれは日頃から感じることで、生クリームひとつとっても風味から後味まで全然違うんですよね。
「その架け橋にキミがならないとね!」と熱く背中を押してくださったので、もっともっとがんばりまスィーツ!!



TEL:03-3483-1222
東京都世田谷区成城6-8-5
営業時間:9:30〜20:30(ラストオーダー19:30)
不定休
席数:6席
アクセス:成城学園前駅より徒歩3分
カード使用可 予約可
完全禁煙

◆文/スイーツ芸人 ナカノタカフミ


東京NSC16期。早稲田大学第二文学部卒業。特注オーダーしたというBigなパンケーキ帽がトレードマーク。「三度の飯よりスイーツが好き!」という芸人の中ではいちばんのスイーツマニアで、特に好きなのはチョコレート。年間500軒以上を食べ歩き、今までに巡ったスイーツショップは2000店以上にものぼる。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員。

WRITING&PHOTO/ナカノタカフミ ILLUSTRATION/HONGAMA