7日、環球時報は、「中国人を拒否?そんな代償、オーストラリアには負担できない」と題し、オーストラリアのシンクタンクの見解を紹介した。写真はオーストラリア・ゴールドコースト。

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2016年9月7日、オーストラリアでは、「在豪華人は現地の社会に溶け込もうとせず、政治的な観点が中国政府に偏っている。これはオーストラリアにとって危険だ」との論調があるが、環球時報は、「中国人を拒否?そんな代償、オーストラリアには負担できない」と題し、オーストラリアのシンクタンクの見解を紹介した。

ローウィー国際政策研究所は、「オーストラリアに住む100万人余りの華人が中国に情報を提供し、中国の発展に貢献したと報じるメディアがあるが、華人らは諜報活動や政治的な活動ではなく、貿易や投資など正当な手段で中国と交流している。彼らの行為は愛国心と言うよりは利益を追求する要素が大きい」と説明した。

さらに、「在豪華人にしろ現地人にしろ、誰を支持するかは自由である。オーストラリアにおける中国の影響の大きさは問題で、中国政府も海外華人の支持を求めているが、これを理由にすべての華人を色眼鏡で見るのは不公平だ。中国人観光客はオーストラリアの観光業発展を支えており、オーストラリアの世界経済での成功において中国は重要な存在となっている。環太平洋連携協定(TPP)はあてにできず、日米は経済が停滞しており、欧州も期待できない。オーストラリアは中国以外に選択肢がない。だが、オーストラリアが華人を潜在的なスパイとみなすことは、中国からの投資や人材の確保に影響を与える。中国政府の影響力を懸念して中国人を拒否することはオーストラリアには負担できないぜいたくだ」としている。(翻訳・編集/内山)