『ハドソン川の奇跡』ニューヨークプレミアにて。左からアーロン・エッカート、チェスリー・サレンバーガー機長、クリント・イーストウッド、トム・ハンクス Matthew Eisman

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2009年1月にニューヨークで起こった航空機不時着事故。その奇跡の生還劇を映画化した『ハドソン川の奇跡』のニューヨークプレミアが、日本時間9月7日(現地時間9月6日)に本作の舞台であるニューヨークのリンカーンセンターのアリス・タリー・ホールで行われた。

トム・ハンクスが主演映画『ハドソン川の奇跡』で3年ぶりに来日!

この日は86歳にして精力的に作品を世に送り続けるクリント・イーストウッド監督を筆頭に、8月14日より来日が決定しているトム・ハンクスとアーロン・エッカート、そして大惨事から全員の命を救いながらも、一夜にして容疑者となったチェスリー・サレンバーガー機長本人も登場した。

イーストウッド監督はニューヨークでプレミアを行ったことについて「ニューヨークについての物語ですし、ニューヨークで起きた事故だから、本当にここで行えて良かった。ニューヨークでは当時、155人を無事に降ろして安全を確認するまで市民の人たちが一緒に頑張ってくれていたので、一番最初にニューヨークの人たちに見てもらえて嬉しい」とコメント。さらに日本のファンに向けて「僕は日本のファンのみなさんが大好きです。日本を舞台にした映画(『硫黄島からの手紙』)を撮ったこともあるくらい、私にとって特別な国。みなさんに気に入っていただけると嬉しいです」とメッセージを送った。

ハンクスは、サリー機長を演じた理由を問われ、「それは実際のサリーが男の中の男だからだよ。事故のことは世界中の人が知っていたけど、機長についての真実は誰も知らなかった。その真実を伝えることに演じる意味があると思ったんだ」と話し、「機長は本作を見て何か言ってくれました?」との質問には「上質な作品で、僕をカッコ良く演じてくれていると褒めてくれたので、その言葉を墓場まで持っていきたいと思っているよ(笑)」と答えた。

一方、サリー機長本人は映画について「とても気に入ったよ。とても感動的な経験だった」と話すと、「トム・ハンクスが演じた機長はあなたにそっくりです」と言われ、「トムがキャスティングされてとても嬉しかったよ。彼は多くの映像を見て、僕がどう話すか、どう歩くか、何を考えてどう物事を言うか見つけたと言っていたんだ」と裏話を披露していた。

なお、この後ハンクスとエッカートは来日し、9月15日に予定されているジャパンプレミアに登壇予定。このイベントには歌舞伎俳優の市川海老蔵も登壇することが決まっている。映画『ハドソン川の奇跡』は9月24日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。