7日、18年の平昌冬季五輪に向け進められている韓国高速鉄道の敷設工事で、トンネル施工の不正が発覚した。写真は韓国・平昌。

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2016年9月7日、韓国・聯合ニュースなどによると、18年の平昌冬季五輪に向け進められているKTX(韓国高速鉄道)の敷設工事で、トンネル施工の不正が発覚した。

大田地方警察庁は7日、適切な手順に基づかずトンネル工事を進めた容疑(建設技術振興法違反)で、施工会社の現場責任者Aら15人を在宅で立件した。Aらは14年4月、江原道・原州−江陵間に新設されるKTX路線のメサントンネルの工事で、測量ミスにより123メートルにわたって図面と異なるラインで掘削を行った。しかしこれを発注機関である韓国鉄道施設公団には知らせることなく、勝手に補修・補強工事を行った疑いが持たれている。補修は、トンネルの荷重を支える長さ6メートルの鋼管420個を、ラインに合わせ10センチ〜2メートルほど切断し設置する方法で行われた。Aらは警察の取り調べで「安全には問題がないと判断して鋼管を切断した」と供述している。

またAらは、工事で発生した廃棄物1万6524トンを近くの道路工事の盛土部分に不法に埋めた疑いも持たれている。

警察は監理団長がこうした手抜き工事の事実を見逃す代わりに金を受け取っていたとみて調べたが、金品授受については確認できなかったとしている。

これについて韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「ちゃんと工事する人は一人もいないね」
「五輪までに崩れず持てばいいと思った?」
「セヌリ党(韓国の政権与党)政権9年で国じゅうがめちゃくちゃだ」

「全部壊して造り直させろ」
「KTXのトンネルの手抜き工事は大惨事につながりかねない。それなのに逮捕しないの?」
「予定通りに開通させるのはもう難しいだろう。平昌五輪が終わってからの開通でもいいから、皆が安全に長い間使えるようにきちんと造ってほしい」

「平昌五輪のための不正があらゆる所で発覚し始めた。今からこの状態じゃ、五輪が終わった後にはものすごいことになりそうだ」
「セウォル号の惨事がなぜ起こったか分かる」
「韓国っぽい」(翻訳・編集/吉金)