仕事探し中のシンママが知っておきたい「トライアル雇用」って?

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一人で子育てしているシンママは、どんな仕事にでもつけるわけではありません。例えば、遅くまで残業するわけにはいきませんし、子どもが病気の際には自分が仕事を休まなければいけないときもあります。仕事を探すときにも、「この仕事で本当にやっていけるのか?」と不安になることもあると思います。特に働いた経験があまりないシンママは、「どんな仕事が自分に合っているかもわからない……」ということがあります。体力が必要な仕事の場合には、子育てと仕事を両立できるのかどうかも気になるでしょう。せっかく見つかった仕事が続けられなければ、また一からやり直しということにもなってしまいます。そんなシンママに知ってもらいたいのが「トライアル雇用」です。

■ ハローワークの「トライアル雇用」とは?

ハローワークの求人には、「トライアル雇用」という採用の形があります。トライアル雇用では、本採用の前に3カ月のトライアル期間を設け、トライアル期間終了後に両者が合意すれば、正式に労働契約を結ぶことになります。雇う側の企業は、トライアル期間中に労働者の適性や能力を見きわめてから、本採用するかどうかを決めることができます。

◎ シンママもトライアル雇用の対象になる

トライアル雇用は条件を見てしている人だけが対象者となります。トライアル雇用の対象者は「就職支援に当たって特別の配慮を有する」人となっており、「母子家庭の母」、すなわちシングルマザーも対象となっているのです。

◎ 「トライアル雇用奨励金」とは?

トライアル雇用をすれば、雇う側は最長で3カ月間、国から奨励金をもらうことができます。雇う側が受け取る奨励金は通常月額4万円ですが、シングルマザーを雇用する場合には月額5万円になります。

■ シンママはトライアル雇用を利用すべき?

◎ トライアル雇用はシンママの雇用を促す制度でもある

「これから仕事を始めたいけれど、続けられるかどうか不安……」というシンママにとって、トライアル雇用はありがたい制度です。現在、シンママの雇用に積極的な企業も増えていますが、シンママをトライアル雇用すれば月額5万円の奨励金が最大3カ月間もらえますから、これをきっかけに採用を前向きに考えてもらえる可能性もあります。

◎ 必ず正式採用につながるわけではないことに注意

トライアル期間終了後に無事採用された場合、解雇には正当な理由が必要になりますから、簡単にクビにはなりません。しかし、トライアル雇用の場合には、トライアル期間終了後に採用を断られてしまう場合があります。自分は「継続して働きたい」と思っていても、3カ月経ったらやめなければならない可能性もあるということに、くれぐれも注意しておきましょう。

■ まとめ

働いた経験があまりない人や、自分の能力や適性を試してみたいという人は、トライアル雇用を活用してお試しで働いてみるのも良いと思います。ただし、トライアル雇用を利用した場合、もし本採用してもらえなければ、また一から仕事を探さなければならなくなるということをしっかり理解しておきましょう。

(image by 写真AC)
(著:nanapiユーザー・ママモワ 編集:nanapi編集部)