流行の恐れある麻疹を防ぐ予防接種、費用が無料の自治体も!ネットに「自治体に確認を」の声広まる

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8月25日、千葉県の幕張メッセで行われたコンサートに麻疹(はしか)感染者が参加していたと判明。その後関西空港の従業員の集団感染が確認されているなど、感染が広がっている問題が起きている。

麻疹は感染力が高く、マスクでも防げない。大人ほど重症化傾向があり、妊婦には流産のリスクもある。

厚生労働省の麻疹に関するWebサイトでは「麻疹ワクチンが有効な予防法」であると記載されている。

http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/

厚生労働省 麻しん(はしか)に関するQ&A

自治体によるワクチンの公費負担

流行のきざしがある中で、ワクチンを十分に接種していない人は今からでも接種するのがベストだが、大人の場合、予防接種の料金医療機関によって8000円から10,000円程度かかる。

接種費用の大きさに戸惑いを感じることもあるだろう。そこで一度確認したいのが、自治体の助成金の情報だ。

自治体によって風疹・麻疹の混合ワクチン(MRワクチン)を公費負担とし、無料で実施しているところがある。

すみれさん(@sumiresngk)は自治体が抗体検査・ワクチンが無料で接種できることを知り、役所で無料接種券を発行してもらうことができたということをツイッターに投稿した。

※画像の書類には「風しん」と書かれているが、麻疹にも対応している書類である。
Twitter/@sumiresngk

Twitter/@sumiresngk

ワクチンは風疹・麻疹の混合ワクチンを使用するのが一般的で、自治体の情報を探すと「大人の風疹抗体検査・予防接種について」と表記されていることがほとんどだ。

だが、風疹の抗体検査を受け、結果によって風疹と麻疹にも効果のあるMRワクチンを接種できるというものだ。

予防接種の公費負担には条件があり、東京のとある区の場合、次のように挙げられている。

自治体に住民票があり、19歳以上49歳以下の妊娠を予定または希望している女性

風疹の抗体検査を受け、抗体価が基準値に達していない場合、MRワクチンを無料で接種できるとされている。

「妊娠を予定または希望の女性」とあるが、未婚・既婚の区別はなく、誤解を招かないよう「未婚も含む」と明記している自治体もあった。

さらに18歳以下の場合、MRワクチンの定期予防接種を行なっていない2歳以上18歳までの人に助成する制度を行なっている自治体もある。

また、自治体によっては全額ではなく一部費用の負担が必要だったり、男性も対象にしていたりと、内容はさまざまだ。

このように、助成の対象者や内容に違いはあるが、まずは自治体に直接問い合わせるなどして、情報を確認したい。

「自治体に問い合わせよう」の声

ネット上にはすみれさんの投稿の他にも、費用について自治体の助成を受けられる可能性を伝える投稿がある。

少しでも多くの人に予防接種が行き渡り、感染がこれ以上広まらないことを祈りたい。