「ペットボード」はテレビ電話でペットの悩みを相談できるサービス

動物病院は敷居が高いけれど・・・

「ペットボード」は、テレビ電話で獣医師にペットのことを相談できる"オンライン動物相談サービス”です。
書籍やwebサイトの情報、お友達の飼い主さんのアドバイスなど、様々な準備を重ねて体制を整えたつもりでも、いざ!お迎えすると、情報と実態の違いに戸惑い、ちょっとした変化に一喜一憂してしまうのは、ごくごく自然で当たり前のことです。

例えば、

誤飲を起こして息苦しそうにしている血尿や血便が出た車に轢かれてぐったりしている散歩中に他の犬に咬まれて出血している

愛犬が(大変残念なことに)こんな状態になれば、飼い主の経験の有無なんて関係なく、誰しも「すぐに病院へ!」と主治医にかかったり救急病院にかかることに全力を尽くすことでしょう。

しかし、

あんまり食べない、飲まないドッグフードを変えたら食べない吠えまくる鳴きまくるおとなしすぎる暴れる破壊する飼い主の言うことを全く聞かない躾が入らない散歩で歩かないお友達ができない最近、涙焼けがひどくなった痒がっている気がする

など、愛犬の命の緊急性はないかもしれないけれど、飼い主としては非常に危機感がある、心配しているような状態の解決に、プロの意見が欲しくなる事も多々あると思います。
そして、獣医師自身が「治療」には積極的でも、「相談」には消極的であったりするのも現実です。
こんな状態ぐらいで、獣医師に診て頂いていいのかな?と躊躇される飼い主さんも多くいらっしゃることでしょう。
また、動物病院にしょっちゅう連れて行くのには困難な地域にお住まいだと、仕事を休んだり、病院(外出)が苦手なワンちゃんを連れ出したり・・とお互いに大変なストレスですよね。

「ペットボード」はそんな、飼い主さんの「困った!」気持ちに寄り添うことを重視しています。
また、テレビ電話を使う事で、自宅に居ながらも愛犬の状態を実際に見てもらいながら、担当獣医師とface to faceのコミュニケーションが取れます。
最初の準備は必要ですが、悩み多き愛犬の生活。
こんなツールを知っていれば、助かることも多いのではないでしょうか。

相談できる相手は"全員獣医師"です

このサービスの要となるが、「誰に相談できるの?」という点ですが、全員獣医師さんです。
更に、ドッグトレーナー、トリマーといった経験がある方、パピー対応だけでなく、レメディや理学療法、針治療など、高齢犬への対応を得意とする方もいらっしゃり、飼い主さん自身がどの獣医師さんに相談するかを選ぶことができます。

気になる料金は?

サービスの利用にはポイント購入が必要となっています。
獣医師さんによって予約に必要となるポイントは異なっており、基本料金は15分で1,500ポイントです。
月額会員の場合は、ボーナスポイントが毎月付与されます。
また、初回相談が割引されるクーポン・コードも紹介されています。

クーポン・コード検索
https://online.petboard.vet/wte/coupon/

「ペットボード」サービスについて思うこと

インターネット上で有料サービスを行なう難しさへのトライ

手に取れる商品購入活動を通じて、インターネットで買い物をするユーザーが爆発的に増えた数年前でも、情報入手等の分野の課金サービスは、潰れるのが前提というぐらい難しいものがありました。
最近、大手新聞社を中心にようやく有料サービスの存在が普及しはじめてきたのは、ユーザーの抵抗感の薄れと情報の質が高くなってきた点にあるのではと考えます。

ペットボードで用いているテレビ電話という形態は、事前準備が必要という点では面倒がありますが、飼い主さんや愛犬が伝えたい現状を噓偽りない映像化することで、獣医師はより正しい判断が下すことが可能になりますし、獣医師・飼い主双方が診察室で話すのとより近い形でコミュニケーションを取ることで、信頼関係の構築ひいては問題解決に役立つ「質の高さ」を求めていけると思います。

診察と相談の違いからくる問題

獣医師の持つ知識や情報は一朝一夕に得られるものではありません。
ですから、昨今流行している「モンスター」と称される飼い主が、投薬や検査、手術をはじめとする治療といった措置がない「診察」にかかる料金へのクレームをつける行為は、考え方を誤っていると糾弾されて当然といえるでしょう。

私が住む地域の動物病院は、獣医師にかかれば、必ず「500円」の再診料が必ず請求されます。
健康チェックや何気ない会話で延べ5分に500円です。
しかし、その中には獣医師としての責任を持った診察・診断が確実に含まれており、時には散歩中の怪我見つけて頂いてその場で止血・消毒して頂いたり、目薬をさして頂いたりといった行為も含まれます。

しかし、ペットボードは、あくまで「相談」という言葉を用いています。
確かに、テレビ電話で犬・飼い主と触れ合うとはいえ、その場で獣医師として出来ることは会話のみですから、「診察」という言葉は使いにくい。(あるいは使えない問題があるのかもしれません)
けれど、ユーザー側からすると、獣医師に相談=診察というイメージがやはり強くあるように思いますし、テレビ電話を利用することは、更にその印象を強めるでしょう。

例えば、ペットボードを利用して、「様子見で大丈夫ですよ」とアドバイスされて数ヶ月後、やっぱり気になって動物病院に駆け込んだら、「来るのが遅過ぎる」と治療に時間や費用を要した場合、飼い主としては、
「テレビ電話を使って、お金を払って、獣医師に相談したのに!!!!!」
「訴えてやる!!!!!」
となりかねない、そんな危惧も抱きました。
この辺りは、相談に乗る獣医師さんの知識や情報の質だけではなく、コミュニケーション能力も強く要求されますし、利用する飼い主さん達が、相談以上の期待を抱かないようにイメージを調整する難しさがあると感じます。

その逆に、ペットボードを利用して相談することがわかりにくい病気の早期発見につながったり、現在受けている治療のセカンドオピニオン的に相談できるというメリットも考えられます。

まとめ

私自身がペットボードをすぐに利用するか?と問われれば、今のところ答えはNOです。
というのも、徒歩圏内に動物病院が10件ある上、夜間診療も可能、また、夜間救急病院まであるという恵まれた地域に住んでいることがその理由ですが、こんな環境に住んでいなければ、もしもの時のために、いつでもサービスを利用できるように事前準備までは整えていると思います。

躾、ペットロス、東洋医学、セラピー等、個性豊かな獣医師が今後も増えそうなペットボード。
緊急度は少ない私ですが、今後も注目していきたいと考えています。

ペットボード
https://online.petboard.vet/