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妊婦が我慢しなければならないことは多い。健康な赤ちゃんをうむためには、どうしても守らなければならない決まりや、控えなければならないことがあることは理解できるものの、それでも好きなことができないのはとても辛いものだ。今回は、子持ち女性のマイナビニュース会員152人に「出産直後、あなた自身のことでしたいと思ったこと」を聞いてみた。

Q.出産直後、あなた自身のことでしたいと思ったことはなんでしたか(複数回答可)
1位「睡眠に関すること」 48.7%
2位「食に関すること」 31.6%
3位「家族に関すること」 25.0%
4位「嗜好品(お酒やタバコ等)に関すること」 10.5%
5位「運動に関すること」9.9%
6位「衣服・ファッションに関すること」 8.6%
7位「仕事に関すること」 4.6%
「その他」10.5%

■「睡眠に関すること」
・「出産で長い間眠れなかったので、寝たいなぁと思いました。しかし、赤ちゃんはなかなか寝ないので、生後10カ月くらいで夜にしっかり寝られた時はうれしかった」(39歳/岐阜県/広告・出版・印刷/技能工・運輸・設備関連/個人事業主・会社役員)
・「出産直後は興奮してなかなか眠れませんでした。出血も多く貧血でしたが、翌朝軽くシャワーだけ浴びて爽快でした」(46歳/山梨県/建設・土木/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「いっぱい寝たいと思いましたが、寝られたのは入院していた数日間だけでした」(30歳/大阪府/ガラス・化学・石油/その他技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「たくさん寝たいのに、3時間おきの授乳に疲れた」(48歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「徹夜での出産だったので寝て休みたかったが、産後は興奮状態で眠れなかった」(52歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「分娩中はやたらと眠くて助産婦さんに頬をたたかれながら出産しましたが、いざ終わると今度は興奮して眠れなくなった」(44歳/福井県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「寝たいのに、ホルモンバランスがおかしくなっていたのか、目がさえてまったく眠れず。貴重な病院での時間を無駄にしました。おかげで家に帰ってからが、本当に眠れずに大変でした」(47歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「うつぶせ寝をしたいし、おなかを気にせずに眠りたいと思った。出産後はおなかを気にしなくて済むので、やはり楽」(53歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「3時間隔での授乳でぐっすりと眠れず辛かった。休日の昼間に旦那に子供を見てもらうことができて、寝ることができてうれしかった」(44歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「食に関すること」
・「おいしいものを食べて、ゆっくりと休みたいと思った。病院の食事が豪華で食べきれないほどあったので、旦那に食べてもらったりしていたが、赤ちゃんの寝顔を見ているだけで幸せいっぱいになった」(51歳/三重県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ラーメンを食べに行きたかったです。子供が3歳くらいになってから、外食ができたことがうれしかった」(40歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/その他)
・「母乳で育てたかったのでバランスよくしっかり食べてと考えていたが、出にくい体質だったため、最初から混合でした。離乳食は市販のものではなく、手作りしたものをストックしながら与えた」(35歳/広島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「妊婦の時は結構体重を気にしていたので、やっと好きなものを食べられた時はうれしかったです」(45歳/愛媛県/専門店/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「栄養のあるものをしっかり食べていい母乳を子どもに提供したい。病院食がとてもおいしくて豪華でバランスがとれているものだったので、うれしかった」(43歳/鹿児島県/その他/その他・専業主婦等/求職中・無職)
・「妊娠中、太りすぎて途中から食事や間食を制限していたけど、出産後は体重が減ることをいいことに好きなものを食べられて、とても幸せでした。がんばったご褒美と自分に言い聞かせていました」(55歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/個人事業主・会社役員)
・「妊娠中、体重が増えすぎて、定期健診の度にお医者さんに注意を受けていたので、出産したらおいしいものを思いっきり食べてやろうと思っていました。でも実際は総合病院での出産だったので、入院中の食事は病院食で病人か?って思うほどの質素さだし、家に帰ってからも食べすぎるとおっぱいが張って乳腺炎でごりごりになって痛くなるので、結局長いこと我慢のままでした」(29歳/東京都/その他/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「陣痛で食事が全くとれなかった私のために、実母が私の大好きなパン屋さんの金時豆パンを買ってきてくれていた。出産後の真夜中に食べようと思ったら、弟が食べてしまいなくなっていて、この世の終わりかと思うほど落ち込んだ。次の日にも買ってきてもらったが、その時にはそれほど食べたいという気持ちもなくなってしまっていて、あまり感動はしなかった」(49歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)

■「家族に関すること」
・「赤ちゃんと夫と3人で写真を撮りたい」(27歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「新しい家族を迎えてとてもうれしかったが、祖父母の希望の性別ではなかったので、祖父母に対しては申し訳なかった」(51歳/埼玉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「亭主には迷惑をかけました、おなかに子供を宿した時から産むまで、ずーっと悪阻(つわり)が続き、入退院を繰り返していました」(43歳/兵庫県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「帝王切開の傷が痛くて動くのも辛かったけど、自分の両親が他界して頼る実家もないので、多少の無理は我慢して普段の家事プラス慣れない育児をしました。そんな私を見て、主人の母が2〜3日に一度手作りのおかずを持参してくださったり、息子の沐浴を手伝ってくださったりで本当にありがたかったです。100日参りの時に、ホテルのちょっとリッチな和食ランチを主人の両親にごちそうできた時は、いろいろと感謝の気持ちも伝えられて良かったです」(44歳/兵庫県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「家族みんなに赤ちゃんを見せたいと思いました。遠方から両親や兄弟が来てくれたので、うれしかったです」(45歳/愛媛県/専門店/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

■「嗜好品(お酒やタバコ等)に関すること」
・「何カ月も禁煙してたので、どうしても一服したかった。一服したらクラクラしました」(48歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「我慢していたお酒を味わって飲みました。おいしかった!! 」(48歳/大阪府/建設・土木/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「飲めないでいたビールで祝杯をあげた」(45歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「禁酒・禁煙していたので、できればお酒とタバコが欲しかったのですが、授乳もあるためしばらく我慢していました。卒乳してお酒とタバコを口にした時、リラックスと幸せを感じました」(40歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/その他)
・「カフェイン(紅茶、コーヒー)を飲みたい。実際に飲むと、子どもがカフェインの影響で寝ないから後悔する」(35歳/広島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「運動に関すること」
・「自由に身体を動かしたいと思った」(35歳/山梨県/建設・土木/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「ジムを休んでいたので、思う存分トレーニングをしたかった」(38歳/埼玉県/農業協同組合/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「水泳。ずっと続けていたので、ベビースイミングで再開できて楽しかった」(39歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「衣服・ファッションに関すること」
・「早く出産前の体形に戻り、以前の洋服を着られるようになりたかった」(35歳/長崎県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「子どもとおそろいの服を着たかった」(45歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「体形を早く戻してオシャレをしたかった。特に何もせず元に戻りました」(48歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「授乳のためのかわいい下着や洋服が欲しくて、買いに行きました(笑)。かわいいのを身につけたら、授乳が苦痛(痛くて痛くて泣きながら授乳していました)なのも乗り越えられました」(48歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■「仕事に関すること」
・「なかなか難しい。仕事は決まらない。その時は誰も協力してくれなかったけど、今は協力してくれるので良かったと思います」(48歳/大阪府/建設・土木/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「シングルで出産だったため、とにかく先を考えると仕事をしなくてはと思った。母が子供の面倒を見てくれたので特に心配もなく仕事をすることができた」(30歳/大阪府/ガラス・化学・石油/その他技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「半年位は仕事を休みたかった。しかし要望があり、復帰した。大変だったが、うれしかった」(38歳/埼玉県/農業協同組合/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

■「その他」
・「自分ひとりの時間が、少しでいいからほしいと思いました。お姑さんに子どもを預かってもらい、気分転換にショッピングなどをしました」(62歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「健康に関すること: 選んだ病院がよくなかったので、後悔の念がわいた」(48歳/大阪府/建設・土木/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「子どもと一緒にいたい: 難産だったので、無事うまれてきてくれた子がいとおしく、片時も離れたくなかった」(33歳/島根県/その他/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「妊娠中はうつぶせになれなかったから、産後マッサージに行けて、全身がすっきりした」(49歳/茨城県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■総評
マイナビニュースの女性会員に対して「出産直後、あなた自身のことでしたいと思ったことはなんでしたか(複数回答可)」と聞いたところ、1位は「睡眠に関すること」で、48.7%を集めた。2位は「食に関すること」で31.6%、3位「家族に関すること」が25.0%、4位「嗜好品(ビールやお酒)に関すること」が10.5%と続いた。以下、5位「運動に関すること」(9.9%)、6位「衣服・ファッションに関すること」(8.6%)、7位「仕事に関すること」(4.6%)となった。「その他」は10.5%だった。

「出産直後、自身でしたいと思ったこと」の1位は、「睡眠に関すること」だった。妊娠中はとかく生活のリズムが不規則になり、また睡眠時間も不足しがちとなる。出産後はリラックスできる環境でとにかくたっぷりと眠りたい、というのは自然な欲求なのかもしれない。ただし現実的には、「ずっと寝ていたいと思った。実際には3時間おきの授乳で睡眠不足気味が続いた」というように、出産後もしばらくはおちおちとは寝てはいられない、という実情もあるようだ。

2位は「食に関すること」で、こちらも妊娠期間中は好きなものを我慢して、栄養のバランスに配慮した食事をとらなければいけない、という不満がにじむ。「塩分制限をしていたのでラーメンを食べたかったです」「甘いものが食べたかった」「すごくお寿司が食べたくなった記憶が」など、その嗜好はさまざま。また、出産後の安堵感からか、とにかくおなかが空いた、というコメントも見られた。

3位「家族に関すること」では、「がんばって育てようと思った」「かわいいわが子の成長を願いたいと思った」「新しい家族が増えて忙しくなるが、精いっぱいがんばろうと思った」といった、わが子や家族の未来に思いをはせるコメントや、「まだ小さい娘がいたので、早く家に帰りたくて……1日早く退院させてもらいました! 」のように、出産という大役を果たしてもなお、家族のことを気にかけるコメントが印象的だった。

4位「嗜好品(お酒やタバコ等)に関すること」は「食に関すること」同様、妊娠期間中に我慢していたタバコやお酒など嗜好品への欲求が募っている様子がうかがえる。ただし、こちらも授乳との関係などで、出産後すぐに存分に楽しむというわけにはいかず、「実際、飲めたのは卒乳後なので、かなり我慢してました」というのが、よりリアルな姿かもしれない。

5位「運動に関すること」では、体重増加などでとかく不自由な思いを強いられる妊娠生活からの開放され、自由に身体を動かせることを喜ぶコメントが寄せられている。6位「衣服・ファッションに関すること」も、体形の変化で我慢をしていた分、好きなファッションが楽しめることや、子どもとおそろいの服を着られることがうれしいとの声もあった。7位「仕事に関すること」では「早く仕事に復帰したい」というものと、「産休後、無事に仕事に戻れるか」を心配するものとの両方の意見が見られた。

妊娠生活というは、体調や体形、それに精神面での変化などで、多くの不自由さを強いられるもの。さまざまな制約の中で大変な苦労をして出産するからこそ、なおいっそうわが子がいとおしく感じる、という側面もあるかもしれない。出産直後にしたいことの上位には、「眠りたい」「おいしいものを食べたい」「お酒を飲みたい」というシンプルな欲求が並ぶが、子育て中はそれらさえもしばらくの間、控えなければならない生活が続く。母親になることの大変さと、同時にその偉大さが感じられるアンケートとなった。

調査時期: 2016年8月10日〜2016年8月11日
調査対象: マイナビニュース会員(既婚女性限定)
調査数: 152人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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