トリップアドバイザーで酷評されたカフェの巻き返し策が秀逸

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ホテルやレストラン、観光名所など、旅行に関する口コミ情報サイト「トリップアドバイザー」。旅の参考に利用している方も多いのではないだろうか。

実際にその場所に足を運び、見たり、食べたり、泊まったり、利用したりした人が「星」(丸)の数で評価し、感想を述べているのでわかりやすく、「どうせなら高評価の所に行こう」という流れになる。

最低評価を受けたカフェ

店側からすれば、トリップアドバイザーでの評価は、今や直接客足を左右するだろうし、見過ごせない要素の1つに違いない。

評価が高ければ万々歳だが、問題は評価が低かった場合だ。

ここに、残念ながら「星1つ」と最低の評価を下されたカフェがある。英ストックポートにある「Nook Neighbourhood Coffee」である。

お粥がまずすぎる

その残念な評価がコチラ▼

Nook/TripAdviser

Nook/TripAdviser

「全然美味しくない」と題された評価内容はおよそ以下のとおり。

朝食にコーヒーとポリッジ(お粥)を注文。

コーヒーはまあまあだったけれど、ポリッジはぬるくて生煮えだった。文句を言うと、新たに運ばれてきた。でもウエイトレスから謝罪の言葉はなし。

おまけに前のと同じくぬるくてまずい。

カウンターにいた男性店員に感想を聞かれたので、正直に答え、完食せずに店を出た。

2杯目のポリッジまでなぜ十分に火が通っていなかったのか理解不能。もう2度と行かない。

Nook/TripAdviserより引用

と酷評されている。

カフェ側が講じた奇策とは

ここまで言われれば普通凹むか、もしくは一転して奮起し、誰もが舌鼓を打つポリッジを作るべく邁進するか、はたまた完全無視と決めこむかのいずれかだろうが、同カフェは奇策に打って出た。

店の前にこんな看板を掲げたのだ▼

看板にはデカデカとこう書かれている。

まず〜いポリッジを召し上がれ

「ある女性がトリップアドバイザーで、“人生で一番まずかった”と評したポリッジをぜひ召し上がれ」と。

英コメディアンが「秀逸なアイデア」として、自身のインスタグラムやフェイスブックに投稿するや、この自虐的なメッセージが評判となり、

SNSでは間違いなく勝者だね。彼女のおかげで有名になれましたね。オーナーのビジネスセンスが光る。まさにマイナスをプラスに変えた。ここまで言われると食べてみたくなる。見事な発想の転換!

と称賛を浴びた。

複数の海外メディアでも取り上げられ、カフェにとっては結果オーライどころか、これ以上ない宣伝効果になったに違いない。

その他の評価は概ね好評

ちなみに公平を期するべく、同カフェに対する他のレビュアーの評価もご紹介しておこう。

Nook/TripAdviser

Nook/TripAdviser

「星5つ―スタッフも親切だし食事も美味しくて大満足。絶対また行きたい」

Nook/TripAdviser

Nook/TripAdviser

「星5つ―よく行くこぢんまりした居心地の良いカフェ。コーヒーも素晴らしいし、お店の方もとても親切。お世話になってます!」

Nook/TripAdviser

Nook/TripAdviser

「星5つ―コーヒーと作り立てのサンドイッチが美味。しょっちゅう行くカフェだけどがっかりしたことは1度もない。サービスも最高です」

等々、同カフェは概ね高評価であること明記しておきたい。