なにかと注目の夏目三久がMCをつとめる。『はくがぁる』=博があるガール、つまり博識な女性が毎回登場し、夏目を相手に熱く語る。この枠は、2012年4月にスタートした「ナツメのオミミ」に始まり、「ナツメ・道楽」「夏目☆記念日」「夏目と右腕」「ヤーヌス」、そして、4月からはこの「はくがぁる」と、タイトルや内容、共演者は変わっても、MCはずっと夏目で、彼女を愛でるためにあるようなもの。
9月3日のテーマは「大人になって改めてわかった『ガラスの仮面』のスゴさ」。ゲストの清水ミチコと高田万由子が、美内すずえの少女マンガ「ガラスの仮面」の世界を語るものだった。といっても、語るのはおもに清水ミチコで、高田は途中、夫・葉加瀬太郎の話をちらっとするくらい。まさに清水のひとり舞台でる。
清水は主人公の演劇天才少女・北島マヤは大竹しのぶ、その師の月影千草は美輪明宏がぴったりくるといい、お得意のモノマネで大竹と美輪の声色を使い漫画のシーンを再現した。夏目と高田も巻き込んでお芝居ごっこするなど、楽しい内容だった。
女子会っぽいノリに誤魔化されがちだが、よくよく考えると、この番組がやっていることは「マツコの知らない世界」(TBS系)と同じではないか。熱く語るのが素人からタレントに、聞き役がマツコから夏目に代わっただけ。深夜だからバレないと思ったか。(放送2016年9月4日1時15分〜)

(白蘭)