ハワイ島のマウナ・ケア山にある、光学赤外線望遠鏡「すばる」。その大きな主鏡でこれまでもさまざまな成果を上げてきましたが、今回同望遠鏡は新たに未発見の「第9惑星」の探索のために利用されることが発表されました。
 
すばるで探索に当たるのは、国立天文台と米研究者による合同チームです。実は第9の惑星は冥王星が「準惑星」に再配置されたとき以来、その存在が確認されていません。海王星の外側を非常に大きな公転周期でまわる「惑星X」とも呼ばれるこの惑星について、今後調査が行われるのです。
 
また、この第9惑星については全く手がかりが無いわけではありません。これまでもアメリカの研究者が他の天体の動きから、大質量の第9惑星が太陽を周回していることを指摘していました。また、第9惑星は地球の2倍〜4倍の直径と10倍の質量を持つ、ガスに覆われた氷の天体であるとの予測もあります。
 
今後、合同チームは9月末〜10月初頭に最初の観測を行います。また観測には、すばるの広視野角カメラが利用される予定です。一度はメンバーの少なくなった太陽系の惑星ですが、今後新たな仲間がくわわることを楽しみにしたいですね。
 
Image Credit: Wikipedia
■「第9惑星」日米研究グループがすばる望遠鏡で探索へ
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