6日、とあるライブカメラマンによるTwitter上での訴えが、注目を集めている。

そのTwitterユーザーとは、齋藤タカヒロさん。ロックバンド、マキシマム ザ ホルモンのアーティスト写真を手がけたこともあるライブカメラマンだ。
齋藤さんは「ライブハウスで『非常識』だったことが、『常識』に変わりつつある中で、個人的に思ったことです」とのコメントとともに、画像の形式で自らの主張を添付している。齋藤さんによると、5、6年前までのライブハウスでは、会場内でバンドの撮影をすることは「いけないこと」と考えるのが常識だったそうだ。

ところが近年、カメラやスマホ、ビデオを堂々と掲げ、さらにはフロア前方で撮影する人の存在が日常的な風景になりつつあるという。

中には、出演バンド側が容認している場合もあるそう。だが、齋藤さんは「ある程度の自由が許される場所だけれど、決して人に迷惑をかけてまで自分勝手にやって良い場所ではない」「自身の勝手で、ライブを台無しにすることがあるということに、しっかり気づいてほしい」と、その撮影行為が迷惑だと訴える。

さらに、バンド側の胸中を推察して「バンドマンはきっと、ガラスのレンズよりお客さんの真剣な両の眼を求めていると思う」とも述べる。齋藤さんは「写真は私に任せて、目の前のライブを心に焼き付けてください」とお願いをし、この文章を締めくくっている。齋藤さんのツイートは大きな反響を呼び、7日14時の時点で2万9000件以上のリツイート、2万件以上の「いいね」を集めている。

翌7日、齋藤さんはさらなる投稿を公開。1本目の投稿に対する反響の大きさについて「到底思っていませんでした」とし、「不快な気持ちになってしまった方がいましたら、申し訳ありません」と述べつつ、注釈を加えている。

齋藤さんは1本目の投稿について、カメラマン特有の立場からの意見ではなく、あくまでも一ライブハウスユーザーとしてライブハウスに通ったときに感じたことだと説明。先の投稿が、特定のライブ鑑賞方法を押し付けるものではなかったとし、あくまでも「一部の人の度を過ぎた撮影等の行為」についてのものだと強調した。そうした行為のせいで、「楽しめなかった人がいたかもしれない、ということを少しでも感じて欲しかったんです」と投稿の理由を説明している。

そうした上で齋藤さんは、「人の迷惑にならない程度に、めいっぱい楽しもう」という気持ちでいいのではないかとし、投稿を締めくくっている。
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