『折れない心のつくり方 人生が変わる21日間プログラム』(森嶋マリ:訳/ハーパーコリンズ社)

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 強くなるためには、どうしたら良いのだろうか。肉体ならば鍛えれば良いのだろうが、心の鍛え方はわからない…。この本は、「折れない心(=レジリエンス)」を育てるための大人のドリル。この本を読めば、しなやかな強さで逆境を乗り越え、まやかしじゃない「幸せ」を掴みとることができるのだ!

 ポジティブ心理学の博士、ヘルスケア・ウェルネスの専門家として、全米ネットワークTV局の人気情報番組で活躍しているドクター・Z ことゼラーナ・モントミニー氏。そんな彼女が執筆した、『折れない心のつくり方 人生が変わる21日間プログラム』(森嶋マリ:訳/ハーパーコリンズ社)が今、女性を中心に大きな話題を集めている。

 ポジティブな毎日を送るドクター・Zが推奨するのは、たとえば、以下のようなトレーニングだ。

◆自分を知る(Day7)

「折れない心」の持ち主は、苦しい時にも、決して絶望しない。それは、自分を客観的に見られるから、感情に惑わされることがないためだ。自分の「好きなこと」「嫌いなこと」「感情的になるとき」「落ち込んだ時の気分転換法」、さらには「今日一日の出来事」などを書き出して、自分自身の内面を探ってみよう。自分をきちんと知ることは、「折れない心」を手に入れるための基礎的なトレーニング!

◆忍耐強くなる(Day13)

あなたは忍耐強い方だろうか。ひとつのことを継続する際に、何がモチベーションになるのだろうか。最近何度も挑戦した出来事は何だろう。自分の忍耐強さと向き合い、自分の「人生の目標」と照らしあせてみよう。その上で、目標達成のために必要なことを5つ考え、それをさらに細分化しては、1つずつこなしていく。最初から大きな目標を相手にするのではなく、小さなことを積み重ねることで、大きな目標へ立ち向かえる忍耐の強さが手に入る!

◆心の知能を磨く(Day16)

「折れない心」の持ち主は、人の気持ちを感じ取る能力、感情を識別する能力、それを元に行動する能力、そのすべてが優れている。これは、「心の知能」と言われる大切なもの。「心の知能」を鍛えるためには、まず、ネガティブなものであれ、ポジティブなものであれ、激しい感情を抱いたら、それがどんなものか自問すると良い。いま抱いている感情を書き出し、体の変化などもできるだけ詳しく書いてみる。そうやって分析を重ねると、自分や他人の感情を敏感に察知できるようになる。また、問題に直面してもあきらめずに気持ちを集中させて、すばやく立ち直ることができるようにもなるのだ。

 「楽観的になる」「独創的になる」「感謝する」など、ほかにも、トレーニングはシンプルな全21ステップ。1日ひとつ、3週間で1周できるが、何周も続けて、トレーニングを習慣化すると良いだろう。逆境に負けない強い心は、あなたの生活をますます幸せにしてくれるに違いない。

文=アサトーミナミ