【男女のちがい】信頼できない上司ってどんなやつ?

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信頼できる上司を持つと、仕事のしやすさが大きく変わります。仕事の効率が上がることは当然のこと、「この人をもり立てるためにがんばろう」「この人に認めてもらいたい!」とモチベーションも上がっていきます。しかし、逆に信頼できない上司が自分の上に就いてしまった場合、仕事へのやる気が急激にダウンすることも……。ところで、信頼できない上司というのは、一体どんな存在なのでしょうか? 社会人の男女に、その定義について、話を伺ってきました。

■男性の場合

●言っていることが一貫しない

・「言っていることがころころ変わる人は信用できないですね」(36歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

・「気分屋で言うことと行うことがコロコロ変わる。何をしていいのかわからなくなるから」(33歳男性/商社・卸/事務系専門職)

・「意見がコロコロを変わって、上の顔色を窺っていそうな上司」(31歳男性/医療・福祉/専門職)

はっきりとした意見を持てない上司……とても頼りないですね。意思が強い男性であればあるほど、言うことが二転三転する上司にやきもきとするのでしょう。

●自分の失敗を押し付ける

・「自分が指示したことなのに、それを第三者から咎められたら、自分じゃない部下のだれがやりましたと責任をおしつける人」(37歳男性/機械・精密機器/営業職)

・「自分のミスを部下に押し付けてくるような人物」(24歳男性/医薬品・化粧品/営業職)

・「失敗があるとその責任をすべて部下に押し付ける人」(33歳男性/小売店/事務系専門職)

上司とは本来、部下のミスの責任を取ったり、フォローしたりするものなのに、自分のミスを部下になすりつけるだなんて、言語道断。こういう人を信頼できる人は、男性に限らず、女性にもいないでしょう。

■女性の場合

●悪口を言う

・「人の悪口を言う人、お金でものを判断する人」(33歳女性/医薬品・化粧品/その他

・「人の悪口を裏でかなり言う人。噂話が大好きだから、相談事も話のネタにされる」(28歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「すぐ噂話や悪口をいう人。自分のことも噂されているのではないかと、あまり信頼できない」(29歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

誰かの悪口を同じ会社の人の耳があるところで言う上司は、確かに信頼できません。自分のことも陰で言っているのではないか、と一度不信感を覚えたら、なかなかその疑いは払拭できないでしょうね。

●助けてくれない

・「困難なときにサポートしてくれない。話を聞いてくれない」(27歳女性/生保・損保/事務系専門職)

・「困ったときやトラブルのときに助けになってもらえない」(31歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「頼りなくて優柔不断な上司。管理職に向かない」(23歳女性/その他/その他)

部下が難しい状況に陥っているときは、それに気づいてサッとサポートすることも上司の役目。見てみぬふりをするような人を信頼はできませんよね。

■まとめ

信頼できない上司の定義は、男性の場合、上司としての能力を気にする傾向が強く、女性の場合は、上司の人格に重きを置く、というような結果が出ました。優れた能力、人格は、上司になくてはならないもの。そういうダメな上司を反面教師にして、自分が上の立場になった際は、下の人間に慕われる優秀な信頼の置ける上司になりたいものですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数157件(22〜34歳の働く女性)、有効回答数108件(25歳〜39歳の働く男性)