6日、中国海関(税関)総署は、広東省深セン市で行った日本製品密輸の取り締まり活動について伝えた。写真は押収した給湯器を確認する深センの税関職員。

写真拡大

2016年9月6日、中国海関(税関)総署は、広東省深セン市で行った日本製品密輸の取り締まり活動について伝えた。

深セン市の税関部門は今年3月に深セン市の貿易企業が日本製品を密輸している情報をつかみ、7月から取り締まり活動を展開。8月末までに容疑者13人を拘束し、5カ所の拠点から日本メーカーの給湯器1200台を押収した。市場価格は5000万元(約7億7000万円)に上った。

当局によると、深センの企業は日本メーカー給湯器の中国代理店を務め、日本から商品を仕入れ、中国国内で販売していた。ところが、同企業は日本から仕入れた商品を香港に送り、大部分の商品を荷物に紛れ込ませたり、サンプルと称し本土に持ち込む手口で関税から逃れていたという。密輸された製品の多くには高額商品で、仕入れ値の倍以上の値段で販売し暴利を得ていた。

深セン市の税関部門が給湯器の密輸に対し取り締まり活動を展開したのは今回が初めてで、当局は「家電などの関税商品の密輸は今年の取り締まり運動の重点」と述べている。(翻訳・編集/内山)