3日、韓国の映画館で外部からの飲食物の持ち込みが正式に許可されて約8年、今やあらゆる料理が持ち込まれるようになり、映画館がまるでフードコード化している。資料写真。

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2016年9月3日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の映画館で外部からの飲食物の持ち込みが正式に許可されて約8年、今やあらゆる料理が持ち込まれるようになり、映画館がまるでフードコード化している。

韓国公正取引委員会は08年、一部のシネコンが外部の飲食物持ち込みを禁止しているのは不合理だとし、国内の映画館に飲食物の持ち込みを許可するよう勧告した。これにより観客は映画館で販売されているポップコーンやドリンクに限らずさまざまな食べ物を持ち込み映画鑑賞できるようになったのだが、客の間では「持ち込みが許される料理の範囲」をめぐり議論が絶えない。常識の範囲を超えた食事を持ち込む客がいるためだ。

映画館のスタッフからは、上映後の劇場に「ジャージャー麺と酢豚の出前用の器があった」「クッパ(雑炊)の土鍋と大根キムチ、箸とスプーンを見つけた」などの証言が出ている。また、各シネコンには「ピザ1枚と1リットルのコーラを平らげている人がいた」「お菓子の袋のがさがさする音をやめさせてほしい」「ハンバーガーにキムパプ(のり巻き)、餃子、トッポッキ(餅炒め)、ラーメンを食べている人もいた」などの苦情が相次いでいる。

映画館側は「豚足やスンデ(腸詰)など(臭いで)他人に迷惑を掛ける食べ物は除外」などと貼り出し、注意を促してはいるものの、公取委の勧告のこともあって禁止するわけにもいかず、対応に苦慮している。あるシネコン関係者は、熱湯を注いだカップラーメンを持って入ろうとした観客を注意したところ、「(館内の)スナックコーナーで売っているイカやホットドッグも臭いがするじゃないか」と逆に文句を言われ、返す言葉がなかったと語った。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「2時間くらい何も食べなくたって倒れやしない!映画は見るものだぞ」
「ポップコーンまでは許す。映画を見ながらプンプン臭いをさせるのは観客みんなに対して迷惑だと思わないのか?」
「自己中で個人主義的な韓国の若者層の代表例だ」
「家庭の教育の問題。基本がなってない子が多過ぎる」

「わあ、これは中国人といい勝負だな」
「クッパを持ち込むのはかなり大変そうだけど。『無限挑戦』(出演者が無謀な課題にチャレンジする韓国の人気番組)か?」
「もうすべての食べ物の持ち込みを禁止してくれ!食べながら見たいなら家で見ればいい。音と臭いの二重奏でまったく集中できない」

「あの暗い中でなぜそんなものを?むしろ不思議」
「許可は液体だけにしたらどうかな?ポップコーンだってクチャクチャ音をさせて食べる人もいるし」
「映画館のポップコーンが高いのがいけない」
「これは民主主義の問題ではなく、それに伴う責任感の問題だ」(翻訳・編集/吉金)