6日、韓国・KBSによると、2日に韓国・忠清北道で開幕した世界初の国別対抗武芸オリンピック「清州世界武芸マスターシップ大会」が悲惨な状況に陥っている。写真は大会ホームページのキャプチャー画像。

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2016年9月6日、韓国・KBSによると、2日に韓国・忠清北道で開幕した世界初の国別対抗武芸オリンピック「清州世界武芸マスターシップ」が悲惨な状況に陥っている。テコンドーや合気道、騎射、ムエタイ、サンボ、キックボクシングなど17競技に87カ国から2000人以上が参加するとして意気込みをみせていた組織委員会や地元自治体も、相次ぐ問題に困惑を隠せない。

まず複数の外国人選手が行方不明になっている。大会組織委などによると、これまで姿をくらました選手はタジキスタン、スリランカ、ウズベキスタン国籍の11人。うち2人が復帰し、6日現在でなお9人が行方不明だ。組織委はこれ以上の離脱を防ぐため、5日以降、道の各国担当者を選手村に張り付かせ24時間監視する対応を取っている。また警察は、行方をくらました選手らがテロに関わる可能性も排除できないとして捜査を続けている。

もう一つの問題は、ガラガラの観客席だ。2日の開幕以降、5日までで累積の観客動員数は4万人。国際大会にもかかわらず、観客には外国人どころか地元以外の韓国人の姿もほとんど見当たらず、公務員や選手、役員、ボランティアの姿ばかりが目立つ。組織委は10万人以上、最大16万人の観客動員を予定していたが、8日の閉幕が近づき10万人の達成も厳しい状況だ。

さらに組織委の準備不足も指摘されている。清州市内の主要道には競技会場への案内看板が設置されているが、表記はハングルのみで英語の併記すらない。市民の一人は「こういうささいな部分が外国人には大きな記憶として残るから気を遣うべきなのに」と肩を落とした。

これについて、韓国のネットユーザーからも「あきれた」との声が多数寄せられている。

「全体的にめちゃめちゃだな。韓国の現実を表しているようで切ない」
「お金を出して見に行く観客は100人いるかな?」
「そんな田舎でなぜ世界大会?」
「組織委を処罰すべきだ」

「中途半端な地域イベントはもうやめてくれ。どれだけ赤字を見たら気が済むんだ?」
「やってること自体知らなかった」
「こんな大会、ソウルでやったとしても失敗する」
「韓国がやるんだからこんなもんだよ」

「ちっぽけな国でなぜこうも世界大会が多いのか…自治体の祭りも大会も、ただの税金の無駄遣いだ」
「いなくなった選手たちは働きに来たんだね」
「世界初というところからして不安」(翻訳・編集/吉金)