イージーカード公式YouTubeチャンネルより

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(台北 6日 中央社)交通系ICカード「イージーカード」(悠遊カード)の運営会社が4日に発表した宣伝映像が話題だ。出演している人物がなぜか不自然な日本語を操っているためで、「おかしい」「なぜ日本語を話す必要があるのか」など、批判の声が数多く寄せられている。

問題の映像は、記名式カードの宣伝のために製作された。日本の高校生を思わせる制服を着た男女2人が建物の屋上で会話するストーリーになっている。

「先輩、卒業したらわたしのことすぐに忘れちゃいますか」と尋ねる女性に対し、不自然なイントネーションで「そんな…まさかもちろん忘れないよ」と答える男性。突然腕に噛み付いてきた女性に「なにするんだよ」ではなく、「なにしたよ」と声を張り上げる。一度聞いただけで、違和感が残る発音と文法だ。

運営会社はこのほかに、出演者が台湾では使われない広東語を話すバージョンも製作。こちらも広東語に精通する人々などから厳しい意見が噴出している。

映像に特別出演している柯文哲台北市長は6日、報道陣の取材に対し、目的は記名式カードを広めることで、発音が正しいかは重視していないと批判を一蹴。「目的を達成することが最重要」と語った。

(顧セン/編集:齊藤啓介)