子どもとのベストな距離感を知る!子育てに生かしたい「四訓」とは?

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「子育て四訓」というものを聞いたことがありますか?これは、山口県のある教育者が示した、子供に対する親の距離感の目安ともなるものです。成長段階に応じたアドバイスとして子育てに役立つ「四訓」とは、どんなものなのでしょうか?
子育ての「四訓」とは?
子育ての「四訓」とは、乳児期、幼児期、少年期、青年期それぞれの発達段階で、親がどの程度の距離感で接するのが理想的か示したもの。同じような教えは、アメリカインディアンにも見られるそうです。

過干渉にならず、でも必要なところではしっかりと支えていくという考え方は、子育てに悩んだり迷ったりしたときに、大いに役に立つのでは? 特に、子供が小さいころほど子育てに熱心ではなくなるけれど、問題も多くなり悩みが増える思春期の子供を持つ方にも、ぜひ知っておいてもらいたい言葉です。
「乳児はしっかり肌を離すな」
「四訓」の最初は、乳児に対する接し方。特に初めての子育てではわからないことが多く、本やネットの情報に振り回されがちです。でも、相手は子供。自分の時間も思うようにとることができず、思い通りにならない毎日の中で、不安がつのりうつになるママも多いものです。

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そんな時期へのアドバイスが「乳児はしっかり肌を離すな」です。ママのお腹の中という安心できる場所からこの世に生まれてまだ日の浅い赤ちゃんは、不安を感じています。そんな時、ママや信頼できる人に抱っこされることで、安心することができるのです。

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だからといって、四六時中抱っこしていろというわけではありません。赤ちゃんが不安になって泣いたときにそばに行って声をかけてあげたり、優しく抱っこしてあげたりということが、赤ちゃんに安心感をもたらします。

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この時期は、肌と肌が触れ合い、赤ちゃんをしっかり守ってあげることが大切な時期。この時期に守られているという安心感を覚えることで、人への信頼感が育っていきます。
「幼児は肌を離せ手を離すな」
やがて幼児期になると、子供は自分でやりたいことも増え、あちこち一人で歩き回るようになります。子供同士で遊ぶようにもなり、子供の世界も少しずつ広がります。

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この時期に大切なのは、「肌を離せ手を離すな」ということです。抱っこの時期がそろそろ終わり、自分の世界ができ始めるこの時期のキーワードは「手を離さない」。

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子供が好きなように動けるのは、ママやパパなど信頼できる人がちゃんと見ていてくれるからです。まだ一人になると不安を感じ、遊びながらママやパパがいるか確認しては安心します。これは幼児の自立の基礎になるものです。この頃にまだ肌を離さないでいると、自立心などが芽生えるチャンスを失いがちになってしまいます。

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まだまだ心配な時期ですが、しっかり手だけは離さずに子供の成長を見守りましょう。
「少年は手を離せ目を離すな」
小学校に入ると行動範囲も広がり、子供だけの世界ができ始めます。仲の良い友達もでき、友達とのトラブルにも自分たちで対処しようとし始めるのが少年期。

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この時期は、そろそろ手を離すことが必要です。手をつかみ続けていると、過干渉になってしまい自立心が育たないこともあります。ただ、少年期はまだまだ子供です。やることも考えることもまだ幼いものです。だからこそ、しっかりと目だけは離さないでおきましょう。

トラブルの気配や、元気がないなど、何かあったのかな?と感じたときは、フォローしてあげることも必要です。子供の世界は尊重して干渉しすぎないように、ほどよい距離感を保てるといいですね。
「青年は目を離せ心を離すな」
思春期の頃になると、子供が学校のことをあまり話さなくなるなど心配事が一気に増えます。この頃に大切なのは「目を離せ心を離すな」ということです。