子どもが自分を責めない為に「親が鬱病になった時」の正しい対応法

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自分自身や家族が鬱になってしまったら……。子どもがいる方は、子どもに伝えるかどうか、また、伝える場合、どう伝えたらよいか悩ましいですよね。

ですが、子どもは親が仕事を休んだり、病院通いをしていたりすると、いつもと様子が違うことに気づきます。親としても、子どもにどう話すか難しいところですが、なかなか本当のことを話せずにいると、子どもの発達によくない結果を招いてしまうことがあると言います。

そこで今回は、心理学を学んできた筆者が、“子どもに親の鬱を説明しないことのリスク”を紹介します。

 

■子どもは敏感! 言わなくても親の変化に気づく

小さい子どもはまだ言葉などでのコミュニケーションが難しく、難しい病気の話などをしてもわからないと思うかもしれません。

ですが、実際には子どもは周りの大人のことをよく観察しています。そして些細な変化も敏感に感じ取っているものです。

「お父さん(お母さん)が何か最近変だな?」と思っているにも関わらず、親からは「何も変じゃないから気にしなくていいよ」と言われると、子どもは混乱してしまうのです。

 

■親が元気がないのは自分のせいだと考えてしまう

子どもは親の変化を感じているのに、何も説明をしてもらえないと、「自分のせいなんじゃないか……?」と考え始めることも多いそうです。

例えば、親が寝てばっかりいるのを見ていると「自分が疲れさせてしまっている」などと思い、自分の感情を殺すようになってしまいます。

そして自尊心を失って行き、家庭内だけでなく学校などでも積極性を失ってしまいます。家庭内で起きた悪いことは自分のせいだと感じるのが子どもなのです。

 

■子どもに伝える時どんな言葉で説明するとよいか?

とはいっても、なかなか子どもに“鬱病”などという難しい言葉を言っても伝わらない、と困ってしまう場合もあるでしょう。

子どもの年齢によって対処は異なりますが、年齢によってわかる方法で伝えてあげましょう。例えば、“鬱病”という病気がわからなくても、「“怠け虫”がついちゃう病気にかかっちゃったの」などと言えばわかる子もいるでしょう。

子どもは親がきちんと説明をしてくれれば安心できます。そして自分のせいではないということがわかれば自尊心が傷つくこともありません。

中学年以上になるとしっかりと理解をしてくれて、お手伝いするなど、力になってくれる子もいます。

 

いかがでしょうか? 「子どもには悪いことは伝えない方が幸せだ」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、何も伝えられない状態で放置する方が子どもの心の成長にとってよくないこともあります。

子どもは親がしっかりと伝えれば、難しいことはわからなくても気持ちは理解してくれます。“鬱病”になってしまうことは恥ずかしいことではないので、子どもにも協力してもらって、しっかりと治せる体制を整えましょう。

(ライター 大山奏)

 

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