将来は科学者?子どもの好奇心を大きく育てるコツ

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子供の好奇心、できるだけ伸ばしてあげたいものですよね。ノーベル賞を取るような科学者は、全く別世界の人ではありません。偉大な発見をした科学者たちも、最初は普通の子供だったはず。

科学者になる芽は、子供の頃の好奇心が始まりかもしれません。では、子供の好奇心を育てるにはどのようなことをしたらよいのでしょうか?
そもそも子供は好奇心のかたまり
子供はもともと、どんなことにも興味を示します。赤ちゃんも目がはっきり見えるようになると、さまざまなものに興味を示してあっちを見たりこっちを見たり。赤ちゃんのうちは何かに興味を持って手を伸ばすだけで、親としては喜んでいたのではないでしょうか。

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幼稚園に入るころには、歩いていてもダンゴムシを見つけてはしゃがみ、どんぐりが落ちていれば拾い、いつまでも水たまりに入って遊んでみたり、水の流れに落ち葉を投げ込んで見てみたり…片道5分の道のりでも、子供連れだと30分かかるなんてこともあります。

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少し大きくなると「どうして」「なんで」の質問攻め。後から思うと、そんな質問にきちんと真剣に答えてあげられていたのか、考えてしまう…という人もいるのでは?
子供が何に好奇心を持つのか知ろう
子供が普段どんなことに興味を持っているか、ご存知ですか?毎日忙しく過ごしていると、子供のやっていることをゆっくり観察する機会もありません。たまには子供の好奇心の赴くままに、時間に追われない時を持つことも大切です。

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子供が興味や疑問を持つことが圧倒的に多いのは、自然界のことです。雨はどこから落ちてくるのか、虹はどこにあるのか、ダンゴムシはどうして丸まるのか。聞かれてもなかなか答えられないようなところを突いてきます。

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周りに自然がいっぱいという場所に住んでいなくても、道端の雑草や飛んでいる鳥、鉢植えの花など子供の興味は尽きません。しかし、子供の好奇心を満たしてあげるためには、できれば自然の中でいろいろな体験で五感を駆使させると良いのではないでしょうか。
好奇心を育てるコツは?
子供の好奇心を育てていくには、興味のあることはじっくりと飽きるまで観察させてあげることです。科学に限らず、一つのことを理解すると、また新たな疑問がわいてくるものです。そして、わいてきた疑問から興味の対象がさらに広がっていきます。それは子供も同じこと。子供の好奇心はやがて探求心につながります。

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でも実際は、遅れるからあとで!早くして!ということになりがち。例えば、幼稚園に間に合わないという時に、蛇口から出た水が流れる様子をじっくり観察しているというようなこともあるのではないでしょうか。

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子供の好奇心の芽を摘まないためには、親が周りの時間に流されず気長に付き合ってあげるということも必要かもしれません。

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そして、子供が「どうして?」「なんで?」と聞いてきたら、真剣に答えることも大切です。「今急いでいるからまた後でね。」などと適当な返事をしたりせず、一緒に調べたり考えたりしてみましょう。答えをすぐに与えずに、ヒントだけ与えて考えさせることもいいですね。たとえわからないことでも、知っている範囲でできるだけ答えてあげることが、好奇心を育てていくことにつながります。

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好奇心というのは自然とわいてくるものです。人から言われて持つものではありません。また、塾に行って成績が伸びれば科学者になるというものでもありません。例えば科学者であれば、もっと知りたいという気持ちや、どうしてそうなるのかという疑問を持つことが、研究の動機になるのです。

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さまざまな勉強や体験をしていくうちに、興味がわいてくるということもあります。しかし、いずれも共通するのは、一つのことに好奇心をもって続けていくということです。その芽は、もしかしたら子供の頃に好きなことに没頭したことから生まれるのかもしれませんよ。

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