意外と知らない主要部門・通算成績“現役”トップ

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 NPBにおける通算最多本塁打は王貞治(元巨人)が打ち立てた868本。通算最多盗塁は福本豊の1065個。

 数多あるプロ野球のデータだが、歴代トップ選手の名前をすぐに答えられるファンは多いだろう。

 しかし、これが現役選手に限定されるとどうだろうか。

「NPBで一番多くの安打を放っている現役選手は?」
「NPBで一番多くの本塁打を放っている現役選手は?」

 自信を持って答えられるという人は少なくなるのではないだろうか……?

 筆者も正直に白状すれば、断言できないひとりだ。そこで今回、NPB通算成績各部門の現役トップ3を並べてみた。まずは野手編から!

(※成績は9月1日時点。ランキングはNPBの成績)

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■現役最多安打トップ3

現役1位:新井貴浩(広島/2093安打/歴代32位)
現役2位:松井稼頭央(楽天/2065安打/歴代34位)
現役3位:荒木雅博(中日/1956安打/歴代51位)

 日米通算ではイチロー(マーリンズ)の4291安打が圧倒的だが、NPBに限定すると、実はみんな大好き新井さんがトップだ。

 日米通算では、1位がイチロー(マーリンズ)の4291安打。2位が松井稼頭央(楽天)で2680安打。3位が井口資仁(ロッテ)の2220安打。



■現役最多本塁打トップ3

現役1位:阿部慎之助(巨人/373本塁打/歴代24位)
現役2位:村田修一(巨人/339本塁打/歴代32位)
現役3位:中村剛也(西武/325本塁打/歴代37位)

 これも意外なランキングではないだろうか。もちろん、阿部や村田のドデカイ一発は今も色あせないが、「あれ? もっとホームランバッターいなかったっけ……」と感じてしまった。阿部は本塁打王を獲得したことはないが、デビューから今季に至るまでコンスタントに2ケタ本塁打をキープ。実は通算本塁打キングなのだ。

■現役最多打点トップ3

現役1位:新井貴浩(広島/1221打点/歴代22位)
現役2位:阿部慎之助(巨人/1131打点/歴代29位)
現役3位:村田修一(巨人/1041打点/歴代36位)

 ここでも顔を出したのは新井さん! 「チャンスに弱い」「ここ一番に弱い」と言われていたような気もするが、NPB現役ナンバーワンの打点数を誇る。

 ちなみに日米通算でも2位。1位はイチローで1280打点。先頭打者のイメージが強いため、少し意外だった。3位はロッテ・井口の1207打点。

■現役最多盗塁トップ3

現役1位:荒木雅博(中日/372盗塁/歴代11位)
現役2位:松井稼頭央(楽天/361盗塁/歴代15位)
現役3位:本多雄一(ソフトバンク/326盗塁/歴代23位)

 安打数3位に続いて、荒木が盗塁ではNPBトップに君臨。もうすぐ39歳だが、今季も12盗塁を決めており、自慢の脚力と盗塁技術は健在だ。こうしてみると、荒木の渋さにますます惹かれてしまう。

 日米通算ではイチローが707盗塁で断トツトップ。MLBで102盗塁を記録した松井稼頭央が463盗塁で2位に浮上する。

 次回は投手編!



文=落合初春(おちあい・もとはる)

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