U-17W杯王者がタイ代表に?! ジャカやセフェロビッチとプレーし、FW宇佐美ら日本の“プラチナ世代”とも対戦

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▽6日の21時15分にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のタイ代表戦に臨む日本代表。初戦のUAE代表戦を落としている日本にとっては是が非でも勝利を飾りたい所だが、タイ代表も一筋縄では行かない相手だ。

▽タイで警戒すべき選手としてはエースのFWティーラシン・デーンダーや、左サイドバックながらキック精度の高さが脅威となるDFティーラトン・ブンマタン、“タイのメッシ”と呼ばれるMFチャナティップ・ソンクラシンらが挙げられるが、秘密兵器は他にも存在した。

▽今回のタイ代表には、二重国籍選手が3名招集されている。それはDFミカ・チャヌオンシー(27)、DFトリスタン・ドゥー(23)、MFシャリル・シャピュイス(24)の3名だ。特に、MFシャピュイスには警戒が必要かもしれない。

▽シャピュイスは、スイス人の父親とタイ人の母親の間に生まれ、スイスの名門クラブであるグラスホッパーズの下部組織出身。2011年にはトップチームに昇格し、ロカルノやルガーノなどスイス国内でプレー。2013年にブリーラム・ユナイテッドに移籍し、活躍の場をタイに移すとともに、タイ国籍を取得した。

▽U-15からU-20まで世代別のスイス代表でプレーし、U-17スイス代表としては2009年に行われたU-17W杯でCBとして全試合にフル出場。決勝では開催国のU-17ナイジェリア代表を1-0で下し、チームをU-17W杯初制覇に導いていた。

▽なお、グループステージではU-17日本代表と同居。当時の日本には、FW宇佐美貴史(アウグスブルク)やMF柴崎岳(鹿島アントラーズ)など“プラチナ世代”と呼ばれる面々が招集されていた。結果はスイスが4-3で勝利している。また、当時のU-17スイス代表には、今夏アーセナル移籍したMFグラニト・ジャカや、ヴォルフスブルクのDFリカルド・ロドリゲス、フランクフルトのMFハリス・セフェロビッチがメンバー入りしている。

▽その他、チャヌオンシーは、ウェールズとの二重国籍で、カーディフの下部組織出身。U-17ウェールズ代表としてのプレー経験もある。また、トリスタン・ドゥーはフランスとの二重国籍で、ロリアンやアジャクシオに所属。2014年にテロ・サーサナへと移籍し、タイでプレーを始めた。2015年にタイ代表デビューを果たしている。

▽3選手のうち、トリスタン・ドゥーは初戦のサウジアラビア代表戦に右サイドバックとしてフル出場。シャピュイスは87分から途中出場、チャヌオンシーは出場機会がなかった。互いに勝利が欲しい一戦。この3選手に注目してみてはいかがだろうか。