好調の西川遥輝(日本ハム)に課したい禁止事項

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 西川遥輝(日本ハム)が好調だ。

 開幕直後は打順も成績も安定しなかったが、後半戦あたりから1番に落ち着き、打率と盗塁はチームトップの成績(規定打席到達者)。チーム全体の打撃が低調にあるなか、大谷翔平とともに打線を引っぱる存在になっている。

 ここで西川を褒めたたえたいのはやまやまだが、心技ともにムラっ気のあるのがこの男。このまま好調を維持してもらうためにも、筆者から叱咤激励を込めた以下の禁止事項を遵守してもらいたい。

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■【打撃編】フライアウト禁止! ゴロアウトはOK

 前半戦の不調時は、ポップフライでのアウトが目立った。ゴロを転がすだけで相手にプレッシャーをかけられる走力があるのだから、「ゴロアウトはOK」ぐらいの気持ちで打席に臨んでほしい。

 ちなみに西川は、第1打席で安打すると以後も安打が連チャンするパチンコでいうところの「確率変動機能」を搭載している。しかし、固め打ちも悪くないがもう少し安定して出塁率を増やしてもらえるとありがたい。

■【守備編】キャッチング練習禁止! スローイング練習に専念

 田中賢介がチームに復帰したため完全に忘れ去られているが、西川は過去に二塁手へのコンバートに失敗している。

 守備範囲やキャッチングはなかなかのものだったが、スローイングに難点があり悪送球を重ね続けた。現在のチーム状況だけを考えれば無難にこなせる外野でもいいが、35歳という田中の年齢を考えたら西川の二塁手固定はチームにいろいろな可能性をもたらすだろう。よって、これからはスローイングに重点を絞って練習してほしい。

■【走塁その他編】ボーンヘッド禁止! メンタルの強化を

■2016年7月28日
二死満塁、捕手からの牽制死でゲームセット(一塁走者)

■2015年7月20日
二死での捕球後、打球を観客席に投げ入れて進塁を許す

■2014年7月23日
三振後、相手捕手への守備妨害でゲームセット

 これらが西川を語る上で避けては通れない悲しい「三大事件」。なぜか毎年7月に何かが起こる!

 普段でもたまにやらかす牽制死は、「初球ポップフライ」と並んで相手チームを助ける残念なプレーだ。盗塁の成功率は87.2パーセントと決して低くないわけだから、勝手なようだが大事な場面では慎重に盗塁してほしい。
(※成績は8月31日時点)

 西川の課題は、ズバリ「メンタルの強化」にある。誰がどう見ても素質と才能のある選手。これらを改善すればものすごい選手になるはずだ!

文=サトウタカシ (さとう・たかし)

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