「ご当地カプセルトイの旅」だという。カプセルトイというのはいわゆるガチャガチャのことである。日本各地にはその土地に行かなければ手に入らないご当地カプセルトイというものがあり、その人気アイテムを2泊3日でどれだけ制覇できるかというものだった。チャレンジするのはお笑いコンビ・サルゴリラの赤羽健一で、小太りの体に山下清ふうの服装がなかなか似合っている。番組では彼を"ガチャえもん"と呼び、シリーズ化もありそうだ。
この企画、バブル時代のような無駄にお金を使うところがミソ。というのも、行先もガチャガチャで決めるので、日本列島を北から南へ効率よく回るわけにはいかず、京都→北海道→三重・鳥羽水族館→北海道・旭山動物園→茨城と、北海道に2度も行く羽目になる。
その無駄なところがテレビ的には面白いわけだが、昨今、制作費の節約が言われ、こういうお馬鹿な企画は真っ先に排除されていたものだ。それをまたやり出したということは、テレビ局の懐事情も良くなってきたということかもしれない。
この日は「カプセルトイの旅」のほか、ゲストの羽鳥慎一が苦手な人を聞かれて、「長嶋一茂」と答えていたのが面白かった。「いい人だけど、話を聞かない」とか「VTRを見ない」とか羽鳥の不満は強い。羽鳥が司会する朝のワイドショーでコメンテーターとして出演する一茂にかなり手を焼いている様子だ。わからないでもないが。(放送2016年8月30日23時15分〜)

(白蘭)