5日、中国国家林業局は、国際自然保護連合(IUCN)が4日、ジャイアントパンダの個体数が増えているとして絶滅の危険度を1段階引き下げると発表したことについて、「時期尚早だ」との認識を示した。資料写真。

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2016年9月5日、中国国家林業局は、国際自然保護連合(IUCN)が4日、ジャイアントパンダの個体数が増えているとして絶滅の危険度を1段階引き下げると発表したことについて、「時期尚早だ」との認識を示した。澎湃新聞網が伝えた。

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報道によると、IUCNは、ジャイアントパンダの分類を、「絶滅危惧種」から緊急度が1段階低い「危急種」に引き下げた。

これについて、中国国家林業局は、澎湃新聞網に宛てた声明で、「中国政府は国宝であるジャイアントパンダの保護を高度に重視しており、その保護努力の初歩的な効果が得られている」と指摘。2015年発表の調査結果で、中国の野生パンダの個体数は2003年の1596頭から13年には1864頭に、飼育下にあるパンダの個体数も164頭から375頭にそれぞれ増えているとした一方で、生息地が分断化していることや分断化が繁殖の阻害要因となっていること、IUCNが世界的な気候変動により今後80年間でパンダが生息する竹林地帯の3割が減少すると予測していることなどを挙げ、「ジャイアントパンダは依然として絶滅危惧種であり、危険度の引き下げは時期尚早だ」との認識を示した。(翻訳・編集/柳川)