5日、G20サミットが開かれた中国・杭州の空港で米中関係者によるトラブルが生じた問題に関し、中国外交部の華春瑩報道官は「一部メディアの報じ方はプロ的とは言えない」と発言した。写真は杭州の空港に到着したエアフォース・ワン。

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2016年9月5日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開かれた中国・杭州の空港で米中関係者によるトラブルが生じた問題に関し、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は「一部メディアの報じ方はプロ的とは言えない」と発言した。6日付で環球時報が伝えた。

G20サミットに出席するためオバマ米大統領が杭州に到着したのは開幕日前日の3日。同行した記者団の取材場所をめぐって中国警備員が「ここはわれわれの国だ」と怒鳴り声を上げ、さらに赤じゅうたんを敷いたタラップも用意されなかったとして、欧米メディアは中国による「冷遇」を指摘した。ただ、タラップについては「米側が断った」との報道もある。

華報道官は今回の報道について「一部の米メディアがこの出来事をあおった」との考えを示し、「一部メディアは事実関係を把握しない中でニュースに推測や連想を加えた。このようなやり方は専門的ではないと考える。西側メディアは傲慢(ごうまん)で独り善がりという印象が残った」と発言。大げさに取り上げるべきではないとの米大統領のコメントも紹介した上で、「中国は米国との関係を非常に重視している」「ホストとしては取材現場の安全と秩序をできる限り確保した中でメディアにサービスを提供する。訪問団にもホスト国が国際慣例に基づいて決めた方法や手配に従ってほしい」と語った。(翻訳・編集/野谷)