尿漏れで悩む人は必見!黒酢が持つ健康作用を専門家に聞いてみた!!

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9月6日は黒酢の日である。「黒酢が体にいい」というのは、皆さん共通の認識だと思う。例えば血液をサラサラにしてくれたり、高血圧の予防に役立ったり、最近ではダイエット効果も見込めるイメージが強い人も多いのでは? 「教えて!goo」にも「黒酢について」と、黒酢がどう健康にいいのか相談を寄せている人がいた。そこで今回は、黒酢には実際どんな健康作用があるのかを、料理研究家の熊谷真由美さんに教えていただいたのでご紹介したい。

■黒酢は夏にピッタリの食材だった!?

「黒酢は酢の中でも玄米から作られ、その酸味は漢方・薬膳では、収斂(しゅうれん)・固渋(こじゅう)作用があると考えられています。収斂作用とは、ダラダラとした体の調子を引き締め、汗や鼻水、尿やおりものなど、体の体液の出過ぎを防ぐ効用があります。ちなみに、止まらないしゃっくりにも応急措置として使えます。固渋作用とは、汗の出過ぎや鼻血、血便、アザを含め、出血しやすい体質、尿漏れなどを防ぐ効用です。イメージとして、酸っぱい時に口がすぼまる感じが体の中で起きているのですね。でも、取りすぎは肝を痛めるのでほどほどに。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人は控えましょう」(熊谷さん)

「今の時期の汗かきさんは、要チェックの食材です」と熊谷さんが指摘するように、まさに夏場の汗かく季節にはピッタリの食材と言えそうだ。

■黒酢は美容にも良かった!?

引き続き熊谷さんが、黒酢の驚くべき健康作用について教えてくれた。

「血流が良くなる『活血作用』により、肩凝りなどにも期待できます。漢方では、場所が決まって刺すように痛かったり、夜痛みが強くなったり、顔色が暗い場合は、血のめぐりが滞っていると考えられ、黒酢のような活血食薬で改善を試みます。また、血のめぐりが滞っている人は、肌がカサカサする傾向にあります。カサつくお肌にも黒酢は期待できます。ほかにも漢方では、目の下のクマ、シミも活血で良くなると考えられています。さらに、食べ過ぎたものの消化を促す『消食作用』もあります。解毒作用もあり、魚などの食中毒防止にも。食療効果もあり、昔中国で幼児のやけどを酢の湿布で治したという、お話も残っています」(熊谷さん)

肌の乾燥、目の下のクマに悩んでいる筆者にとって、健康作用だけに留まらない黒酢のパワーは、ぜひ取り入れたいと思った。

ちなみに、小じわ対策に期待できる『黒酢ドリンク』を教えてもらったため、皆さんにもぜひお伝えしたい。作り方はとても簡単だ。黒酢大さじ1、はちみつ大さじ1、炭酸水200mlをすべて混ぜれば、肌の潤いをアップする黒酢ドリンクの完成である。

■黒酢を使った、プロがオススメする料理レシピ

さらに今回は、黒酢を使った『黒酢酢豚』の料理レシピも提供いただいたので、合わせてご紹介したい。まず豚ロース肉200gと、肉の下味として酒小さじ2、衣の分として醤油小さじ2、卵黄1個、小麦粉大さじ2、白髪ねぎ3分の1本、片栗粉適宜、水溶き片栗粉を用意する。

また【合わせ調味料】として、黒酢大さじ4、醤油大さじ1、砂糖大さじ5、スープ(中華スープなど)大さじ1も用意する。次に作り方だが、豚ロース肉を1.5センチの厚さに切り、肉の表面に軽く格子状に包丁目を入れておき、細長い拍子木(ひょうしぎ)切りにする。

ボ−ルに肉を入れ、酒、醤油、こしょう、卵黄・小麦粉をふり入れ、粘りが出るまでよく指先で揉みこむ。小麦粉のグルテンが出てきたら片栗粉を入れ、ポロポロしてきたら余分な粉をはたき落とす(=作業1)。

これができたら、揚げ油で作業1を揚げていく。並行して、フライパンに【合わせ調味料】を入れ、沸騰させる。水溶き片栗粉を入れて、とろみをつける。肉を入れて手早くからめ、器に盛り、白髪ねぎを飾る。これで完成だ。

上海や北京では、黒酢の酢豚がポピュラ−とのこと。健康、美容にも期待できる黒酢。ぜひプロが伝授する料理レシピで、黒酢を美味しく召し上がってみては。

■専門家プロフィール:熊谷真由美
料理研究家。身近な素材を華やか&ヘルシーに調理。ソムリエ・フランスチーズ鑑評騎士でもあり、フランス菓子・フランス料理・ワイン・チーズの著書も。中医薬膳コンセイエとしても活動中。

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)