中国と日本との間には歴史問題や領土をめぐる対立が存在しており、日本と中国の関係改善を妨げる大きな要因の1つになっている。だが、これは政治面の話であり、中国の民間では日本製品の品質の高さを評価する声が多く、歴史など難しい問題を乗り越えて非常に多くの中国人消費者の心を捉えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国と日本との間には歴史問題や領土をめぐる対立が存在しており、日本と中国の関係改善を妨げる大きな要因の1つになっている。だが、これは政治面の話であり、中国の民間では日本製品の品質の高さを評価する声が多く、歴史など難しい問題を乗り越えて非常に多くの中国人消費者の心を捉えている。

 その事例の1つは「紙おむつ」だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国における日本製紙おむつの需要の大きさを紹介し、一部の貿易企業は紙おむつを調達するために日本の大型スーパーなどで紙おむつを買い漁っていると説明している。

 記事は中国の一部企業の責任者の話として、同社は「直近8カ月間で日本から20万点の紙おむつを輸入したが、輸入量は去年の倍という勢い」と説明、さらに「これらの紙おむつは同社が人を雇って、日本の大型スーパーやデパートで買い漁ったものだ」と説明した。

 記事によれば、日本メーカーの紙おむつを中国に持ち込んで転売するうえでの1点当たりの利益は2元(約32円)であると説明しており、「薄利多売」でなければ販売競争で生き残ることはできないという見方を示している。それだけ中国には紙おむつブローカーが多いということだ。

 難しい歴史問題が存在する日本と中国の関係だが、日本メーカーの紙おむつの品質の高さは間違いなく中国の親たちの心を捉えていることがわかる。日系車の品質の高さ、つまり故障の少なさや低燃費という点が実用性を重視する多くの中国人の心を捉え、日本に対する友好的な見方を持つ大きな助けになっているのと同じように、日本メーカーの紙おむつも多くの中国人が難しい歴史問題を乗り越える助けになるのかもしれない。だが、子どもを持つ日本のママたちが紙おむつを買えずに問題となるケースがあるのも事実であり、中国人による買い占めには対策が必要なのも事実だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)