DISCOは、2017年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、8月の就職活動に関する調査を行なった。

8月の就職活動に関する調査

■8月1日現在の内定状況

内定率は85.8%で、先月(79.8%)より6ポイント上昇した。内定者のうち、就職先を決定し活動を終了したのは83.9%。モニター全体を分母にすると、就職先決定者は72.0%。就活継続中は24.1%だった。

8月の就職活動に関する調査

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■エントリー状況、セミナー参加、選考試験の受験状況

8月1日現在の活動量について見てみると、エントリーは平均47.2社で、前年同期(59.9社)より2割以上減少している。企業単独セミナーへの参加者数は平均18.2社で、前年同期(21.9社)より3.7社減少した。筆記試験は12.9社、面接は9.8社で、選考試験社数は前年同期とほぼ同水準だった。早い段階で志望企業を絞り込み、効率よく就職活動を進めた学生が多かったと言える。

8月の就職活動に関する調査

■就職活動の方針の推移

ここまでの就職活動をどのような方針で進めてきたか、今年3月に調査した当初予定と比較した。どちらも最多は「気になる企業にはとりあえずエントリー」(今回74.8%、3月調査77.9%)だった。「個別企業のセミナーにできるだけ参加」「学内セミナーにたくさん参加」当初予定より減少し、短期化の影響などで当初の予定ほど活動できなかった学生もいたようだ。「学業を優先して負担のない範囲で活動」(14.8%)は当初予定(9.5%)より5ポイント以上増加しており、就職活動を効率的に進められたことで、覚悟していたほど学業に負担が出なかった層が一定層いたものと推測される。

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■就職活動継続学生の動向

就職活動を継続している学生の現在の持ち駒企業数は平均3.1社だった。今後のエントリー予定社数は2.8社。今後の方針は「新たな企業を探しながら持ち駒を広げていく」が約4割(39.9%)に上った。

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■就職決定企業について

就職活動終了者に、就職決定企業への就職活動開始当初の志望状況を尋ねたところ、「第一志望の企業だった」が36.1%、「第一志望ではないが入りたい企業だった」が45.7%で、8割以上の学生が就活スタート時から就職先として意識していた企業に決めていることがわかった。選社理由は「社会貢献度が高い」が最多(31.6%)。就活当初(1月調査)と比較すると、労働条件は順位を下げ、「職場の雰囲気」「仕事内容」が上昇した。

8月の就職活動に関する調査

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【調査概要】
調査対象:2017年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答数:1137人(文系男子368人、文系女子341人、理系男子289人、理系女子139人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年8月1日〜5日
サンプリング:キャリタス就活2017学生モニター(2016年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)

文/編集部