5日、中国と韓国が海上覇権争いを展開している。中国企業は韓国企業の太平洋航路を狙っている。写真は江蘇省の港。

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2016年9月5日、参考消息網によると、中国と韓国が海上覇権争いを展開している。中国企業は韓国企業の太平洋航路を狙っている。

韓国・中央日報によると、積み荷を満載した「天津号」がこのほど、韓国釜山港の沖合いで2日にわたって入港を足止めされた。荷降ろしを担当する企業の賃金未払いが原因だ。釜山港湾公社が賃金を肩代わりすることを決め、ようやく荷降ろしに見通しが立ち、天津号は入港できた。

さらに、海運業界では新たな問題が発生している。中国と韓国による太平洋航路の争奪戦だ。これまで韓国企業が優勢を誇ってきた同航路だが、韓国では開運最大手・韓進(ハンジン)海運が経営破たん。同社の運行する貨物船が世界の港で立ち往生しかねない事態となっている。ライバルである中国企業が狙うのは、韓国が握る太平洋航路だ。

これにより、過去10年間で北東アジア航路の物流量の8割を握ってきた釜山港が、中国企業に積み荷を奪われ、上海が周辺地域の海運拠点になる可能性が出ている。(翻訳・編集/大宮)