Doctors Me(ドクターズミー)- 何とかしてほしい!生理中の肌荒れの原因と対処法

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女性にとって、生理前や生理中の精神的、肉体的なお悩みというのはつきないものです。症状は人によってさまざまで、タイミングや症状の程度も異なりますが、今回は生理中の肌トラブルについて医師に解説していただきました。

生理中、肌荒れしやすいのはホルモンの影響?

みなさんは生理周期に関係しているホルモンをご存知ですか。
さまざまなホルモンが関与しており、その中でも肌荒れに大きく関係してくるのが「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」です。

この2つのホルモンが肌にどのような影響を与えているかというと、
・エストロゲン→コラーゲンの生成を促すホルモン。肌を生成し、肌の張りに関与
・プロゲステロン→皮脂の分泌過多や食欲を増進させる

生理が終わってから排卵までは肌の生成に必要な「エストロゲン」の分泌が多いのですが、その後減少していき、反対に皮脂の分泌を増やしてしまう「プロゲステロン」の分泌が多くなることから、肌荒れしやすい時期になってしまうのです。
さらに、「プロゲステロン」には体内に栄養を蓄えようとする作用があるために食欲が増進します。その際に、お菓子や不規則な食事によって肌荒れをさらに悪化させてしまうのです。
このように肌荒れが発生してしまう要因にはホルモンの量と、タイミングが関係してきます。

肌荒れを防ぐために気を付けたいポイントは?

排卵後から肌荒れしやすい環境になるため、その排卵を迎える頃から以下の点に注意するようにしましょう。

・睡眠、休息をとる
睡眠不足や過労などの体へのストレスは普段もそうですが、生理前はなるべく体を休めてあげる時間を増やすことです。

・食事
ホルモンバランスの乱れに対して必要な栄養素を摂取し、食欲が増進しても、偏食には注意するよう心がけましょう。とくに、過度なお菓子の摂取や、脂肪分の多い食事の摂取には注意が必要です。

また、お肌のチェックをいつもより念入りにすると、日々の変化が分かると思います。

肌荒れ予防になる食生活とは?

まずは、肌の生成に重要な栄養素である、ビタミン、大豆製品発酵食品を積極的に摂るようにしてください。とくに以下のものは肌荒れ予防に重要です。

・大豆
豆腐などの大豆食品にはイソフラボンが含まれているため、女性ホルモンの働きを助ける

・ビタミンB6
玄米ご飯、青魚に多く含まれているビタミンB6は、エストロゲンの代謝を促進してくれ、

・ビタミンE
ナッツ等に含まれるビタミンEは女性ホルモンの分泌バランスを調整してくれる

また、生理前より体内は貧血傾向になり、亜鉛が不足しやすいため、魚介類やアボカドなどを摂取するよう心がけましょう。

医師からのアドバイス

ただでさえブルーな生理時に肌も調子が悪いと、気分は最悪になってしまうものですが、ホルモンバランスを理解すれば、自分の体に必要な栄養素を理解し、肌荒れを防ぐことができるといえます。
(監修:Doctors Me 医師)