保湿だけはNG!専門家が教える「秋枯れ砂漠肌」の退治テク

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夏の日差しなどでダメージを受けたお肌をそのままにしておくと、どんなに保湿をしてもインナードライの状態から脱出することはできず、お肌を老化させてしまうことに。夏から秋へと季節は変わり、お肌がみるみる砂漠状態に……という経験を持つ方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、“秋枯れ砂漠肌”に必要なケアを、コスメコンシェルジュであり美肌研究家の筆者がご紹介します。

■1:温活

肌トラブルの主な原因は、乾燥と冷え。そのため、夏から秋に向けて行いたいのは温活です。冷たい飲み物をなるべく控え、白湯や生姜湯などを飲むといいでしょう。また、お風呂はシャワーだけで済まさずに湯船に浸かるようにすることも温活では大切なことです。

■2:角質ケア

夏に紫外線などによって刺激を受けたお肌は、角質が分厚くなってしまっています。このままではどんなに保湿をしてもお肌に水分を行きわたらせることはできません。まずはお肌の調子がよいときに、ピーリングなどで角質を除去しましょう。

■3:こまめな水分補給

夏は、屋外と室内の温度差により自律神経が乱れやすく、そのためインナードライの状態になってしまいがち。こまめな水分補給でインナードライ状態を改善させましょう。

■4:旬の食材を食べる

旬の食材は、その時期一番栄養価が高いので積極的に摂取するようにしましょう。

例えば、さつまいもはコラーゲン生成のためのビタミンCが豊富なだけではなく、さつまいもに含まれるビタミンCは加熱しても壊れないのが特徴です。秋が旬の食材は、夏にお肌が受けたダメージを回復させる効果を持つものが多く存在するので、お肌のためにもぜひ食べることをオススメします。

■5:秋も紫外線対策

夏の紫外線によってダメージを受けたお肌のケアをしているのに、さらに紫外線ダメージを受けていてはせっかくのケアがムダになってしまいます。夏が終わったといっても、まだ紫外線は降り注いでいるということを忘れず紫外線対策はしっかりと行いましょう。

いかがでしたか? ダメージを受けたお肌をケアせず放置してしまい極度の乾燥状態“秋枯れ砂漠肌”にならないためには、バリア機能の回復や秋に向けてのお肌づくりが大切です。ぜひ参考にしてみてください。

【筆者略歴】

杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。

【画像】

※ Djem / shutterstock