Doctors Me(ドクターズミー)- 頭脳の6割は脂肪で出来ている わたしたちに大切な「油」の役割

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みなさんは「油」って聞くと、健康に悪い、太るなどマイナスイメージが強くなっていないでしょうか。

実は油は私たちにとって重要な役割を果たしてくれ、なんと脳の6割は脂肪で出来ているのです。

そこで今回は「油の大切な役割」について、医師に解説をしていただきました。

油は人間に必要不可欠

油はたくさんの種類がありますが、油は人間に必要な三大栄養素のうちの1つ、脂肪にあたるものです。

エネルギーは1gあたり9calと、炭水化物やたんぱく質の倍以上もあり、非常に効率の良いエネルギー源であることから、ダイエットなどを気にする現代の方には身体に悪い、太るといったイメージがあります。

しかし、油には人間の健康維持や成長に大切な役割を果たす以下のような栄養素を含んでおります。

・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK
・脂肪酸

油と頭脳の深い関係

頭脳
脳は60%が脂肪でできているといわれ、脂肪が不足してしまうと脳は本来のパフォーマンスを発揮できません。情報を処理する速さが遅くなってしまったり、なかなか物事が思い出せなかったり、よいアイディアが浮かばなかったりします。

特に、まだ脳が発達している途中の子供などでは、のちのちまで影響を与える脳の発達そのものにも影響を及ぼします。

身体に適量とされる1日の油の摂取量

成人であれば、一日に15gくらいが摂取量の目安となります。

揚げ物やマヨネーズなどを使うと少量でこの量にすぐ達してしまいますので、気を付けて使うようにしましょう。

油不足による悪影響

お肌

体調面


油不足では脂溶性ビタミンの吸収力が低下したり、体調不良を起こしたりします。

また、血液中に必要なコレステロールが不足し、血管がもろくなることもあります。

精神面


食事に満足感を感じられなくなったり、そのためにイライラしたり、頭がぼーっとしたりします。


脂肪を取らないと皮膚から水分が蒸発してしまいやすくなり乾燥肌や、しわが出来やすくなったりします。

髪の毛


髪も油を全くとらないとパサついて枝毛、切れ毛が増えたりします。

身体に良い油の選び方

油は大きく、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられ、一般的に身体によいといわれることが多いのは不飽和脂肪酸の方です。

不飽和脂肪酸


コレステロールを下げたり、生活習慣病にかかりにくくしてくれる働きがあると考えられています。主に植物、それから魚に多く含まれます。オレイン酸やリノール酸、αリノレン酸やDHA、オレイン酸などがこれに含まれます。

飽和脂肪酸


飽和脂肪酸を多く含む油脂としては肉類やバターなどが挙げられますが、飽和脂肪酸でもココナッツオイルのように中佐脂肪酸と呼ばれるもので体に脂肪がつきにくいものもあります。

油の種類によって違う栄養素

オリーブオイル

サラダ油


多くは大豆、コーン、菜種などをブレンドしたもので、オレイン酸やリノール酸などを含む健康的な油です。

ごま油


リノール酸、リノレン酸が多く、動脈硬化の予防によく、アンチエイジングに良いといわれるビタミンEも豊富です。

オリーブオイル


オレイン酸が多く、便秘にもよいといわれています。

医師からのアドバイス

油はカロリーは高いけれども、私たちの身体や健康に必要な物質です。ダイエットをしていても適度な油は摂取して、健康を損なわないようにしましょうね。

(監修:Doctors Me 医師)