東京・二子玉川の商店街にひっそりと営業する、大倉。

1974年創業の大倉は、知る人ぞ知るとんかつの名店です。

駅前は急激に再開発が進む中、大倉が店舗を構える二子玉川商店街は、昭和の雰囲気漂う昔ながらの風景が広がっている場所。

大倉が作るとんかつを求めて、地元の方はもちろん遠方からの客足も絶えないこのお店、なんとミシュランガイド2016年「ビブグルマン」として選出されたお店です。

お店の1番人気は、1日5〜7食限定の「特ロース定食」です。

千葉産の林SPF無菌豚の最高の部位を提供するのが、特ロース定食。

特ロース定食を一度は食べたいと思うグルメの達人が、こぞって開店前から並んでいる風景が定番となっています。

お店にたどり着き、7名以上並んでいたら即ゲームオーバー。

次回の来店を余儀なくされるので、早めに来店することをオススメします。

■特ロース定食 1600円

開店前からお店の人がオーダーするメニューを聞きに来てくれるので、お店に入ったらあとは特ロース定食が運ばれてくるのを待つだけ。

お客さんがお店に入ったのを確認してから肉を油の中に入れる店主からは、とんかつを最大限おいしく提供したいという思いとこだわりが感じられます。

肉を低温の油にくぐらせて、タイミングの良きところで上げてから、まな板の上でザクッザクッと切る音がなんとも心地よい。

とんかつの一番真ん中の断面を上にする盛り付けもすっかり定番となっているようです。

ほんのりピンク色の断面からジュワッと脂が出ているカツから、揚げ具合が最適な事が一目見てわかり、長年とんかつを揚げ続けてきた店主の腕の良さが伝わってくるようです。

肉厚のカツは、噛みしめた瞬間、口の中でじゅわっと大量の肉汁が溢れ、同時に甘さもぐっと広がります。

この尋常ではないジューシーさには、店主のさらなるこだわりと工夫がされている結果であります。

肉をパン粉に馴染ませる前につける卵には、事前に仕込みを入れた「お粥」がたっぷりと加えられています。

お粥が加えられることにより、肉と衣の間に薄い膜ができ、肉汁を完全に封じ込められるからこそ、お肉を噛みしめた時のジューシー感が出てくるのです。

肉の断面に塩をかけて、さっぱりと味わうのがオススメの食べ方です。

東京の二子玉川で、店主こだわりの特ロース定食を一度食べてみてはいかがでしょうか。食べた後は、並んででも食べる価値があると確信するはずですよ。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 大倉
住所 東京都世田谷区玉川4-7-5
営業時間 ランチ 11:30〜15:00(LO.14:30)
ディナー17:00〜21:00(LO.20:30)
定休日 月曜日、第一火曜日、第三火曜日