勉強もちろん大事ですが、子供の人生には学力以外の「非認知能力」というものが大きな影響を与えるそうです。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では、その非認知能力を高めるために親ができる「4つのしつけ」が紹介されているのですが…、なんと、それを身につけさせたかどうかで将来の年収に差が生まれるということですから、ただ事ではないですよね。

頂点を極めた人々に共通する「規則性」

家人がネットサーフをしていたらこんなサイトにぶつかりました。

● 頂点を極めた人々に共通する「規則性」

これが怖いんですよ。親が子供に4つのしつけを教えたかどうかで、将来年収で86万円の差が生まれるらしいんです。そんな4つのしつけってなんだと思いますか? それが非認知能力といわれるもので、やり抜く力とか、意欲とか、忍耐力とか、自制心などもその領域の能力なんですね。で、それを鍛えるためには結果ではなく努力の中身を褒めてあげる必要があるんだそうです。ちなみにこれ、IQとやり抜く力には相関関係はないそうです。つまり先天的に頭が良いからといって人生で幸せになれる、おカネ持ちになれるわけじゃなく、むしろ学力以外の非認知能力の方が人生に与える影響は大きいんだそうです。ま、いわれてみれば当たり前ですね。

そして親が子供に身に付けさせるべき4つのしつけとは、

ウソをついてはいけない他人に親切にするルールを守る勉強をする

だそうです。これは勤勉性という非認知能力なんですね。親が子供に課す価値観、家族間での優先順位、判断基準そういったもののベースにこの4つが存在すれば良いんですよ。ベースがない家庭というのは、例えば子供がズルをして良い成績を取ってきた時に、結果だけにフォーカスしてズルを咎めなかったりするんです。そうすると子供の中に、「多少悪いことをやっても結果がよければ問題ないんだ」という価値観が作られてしまうわけですね。そういう子供が大人になると領収書を誤魔化したり、不正会計をやったりするんですよ。

非認知能力とは、数値化されにくいアナログの評価なので、子供にもわかりにくいんですよね。だからこれは家庭内でのいつもの会話とか、雰囲気とか、叱られた、褒められた理由などから、徐々に身に付いていくスキルなんですね。つまり、身に付くまでに時間が掛かるのですよ。

経験上、毎日言い続けて最低1年は必要ですよ。会社でもこういう人間を矯正するには、1年は必要で、これってことあるごとに言い続けて、耳タコ状態にして、それでも1年後に振り替えると、ようやくちょっとだけ浸透したかなという感じですから。非認知能力を身に付けさせるってそれくらい時間とエネルギーが必要なんです。

そしてそれを教える、理解させる側の人間にもこの価値観でブレない振る舞いが求められますし、また子供のほうはそれを良く見ているんですよ。つまり、親がいくらクチでキレイごとを言っても、自分がそれに反したことをやっていたら、「なんだよ、言ってることとやってることが違うじゃないか」って見透かされちゃうということです。

教育するということの一番辛いポイントがこれで、常に模範になる、背中を見せるって言うほどラクじゃないんですよ。こっちも人間ですから。だからこそ、この非認知能力を身に付けていない大人がたくさんいるんでしょうね。

子供を将来犯罪者にしたくなければ、これは譲れないところだと思いますけどね。

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『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』

著者/佐藤しょ〜おん

高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て無料で公開。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信する。

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出典元:まぐまぐニュース!