2日、中国当局がオンライン地図の一部に対し、中国の国境の表示が誤っていると指摘し、適正な地図に改めるよう求めたと報じられている。資料写真。

写真拡大

2016年9月2日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国国営新華社通信は、中国当局がオンライン地図の一部に対し、中国の国境の表示が誤っていると指摘し、適正な地図に改めるよう求めたと報じた。

記事によると、オンライン地図の一部には、中国の国境の位置が誤って表示されていたり、重要な島々が抜けているものもあるという。また公にすべきではない情報や機密情報まで記載されている地図もあり、中国の領土主権や安全保障、海洋権益が損なわれていることから、中国国家測絵地理信息局と中国共産党中央網絡安全・信息化領導小組が「模範的な地図の使用を徹底するように」とする通達を共同で出したという。

記事は、「オンライン地図は近年特に普及しているが、中には法的に必要な手続きを経ていないものもあり、誤った内容の地図は、中国政府の主張に対する国際社会の認知や理解を混乱させる恐れもある」と指摘している。

発表された通達では、地図の作製や管理、使用は適切に行い、関連法規を順守し、地図審査を受け、使用登録を行うように指示しているほか、ウェブサイトがオンライン地図を引用する場合は、適法なルートで得た正しい地図を使い、地図の引用元や地図審査番号を明記するよう求めている。(翻訳・編集/岡田)