■連載/オンナは男のココが気になる!

加齢とともに、人の顔は変化していきます。肌は乾燥しやすくなり、シワや薄毛なども気になってくる。それと同じエイジングによる変化のひとつに、「まぶたの垂れ下がり」があるのをご存じでしょうか? ピンとこない方もいらっしゃると思いますので、簡単にできるチェックリストを用意しました。

1.目を思いきり開けると、おでこに深いシワが出る。
2.知らないうちにアゴを上げる姿勢になりがちだ。
3.昔は一重まぶただったのに、最近、二重まぶたになった。

 このうちひとつでも当てはまる方は「眼瞼下垂」(まぶたの垂れ下がり)かもしれません。

MB-0022

眼瞼下垂があるかどうかをイラストの前頭筋テストでチェック。マユの上1僂両貊蠅魏,気┐董⊂紊鮓上げた時に目が開きにくい、もしくは上が見られない方は要注意!

 まずは、1から。まぶたが垂れ下がると視界を確保しにくくなり、無意識に目に力を入れて見開くようになります。その影響でおでこに線が出やすくなります。

 2の場合、まぶたが垂れてくるせいでアゴを上げて下目線でものを見るようなクセがついているのです。目つきの悪い写真を見つけたら要注意。

 そして3。「やった、二重になった!」と喜んでいる方もいるかもしれませんが、まぶたの垂れ下がりによって皮膚に負担がかかり、溝ができただけという場合がこの症状です。

 ほかにも目の上が落ちくぼんだり、二重の幅が不揃いになるというケースも見受けられます。まさにこれが「眼瞼下垂症」で「昔はこうじゃなかったのに……」と感じるようなら、残念ながら“エイジングサイン”だと思ったほうがよさそうです。

 もうひとつ考えられるのは、「腱膜性眼瞼下垂症」。コンタクトや皮膚炎などでまぶたをこすることによって、腱膜が瞼板から外れたり薄くなったりし、神経も筋肉も正常なのにまぶたが上がらなくなるという状態です。この場合、医師による治療を受けることをおすすめします。

 では「眼瞼下垂」にはどんな対策があるのか紹介します。まず、まぶたにとって目の疲れによるたるみは大敵。コンタクトレンズの長時間使用やパソコン仕事の多い方は注意が必要です。お風呂で温かい手やタオルを目元に当ててリラックスしましょう。こんなちょっとしたことでも効果は期待できます。

 そして、簡単にできるマッサージが2つあります。1つ目は、マユの上のマッサージ。マユの上には目を引き上げる筋肉があるので、まぶたの垂れ下がり対策には大切な場所。目の周りから顔の中心を通ってマユの上までぐるり。クリームや保湿ジェルなどで滑りをよくして、やさしく螺旋状にマッサージしましょう。決して力を入れないこと。

 もうひとつは“頭皮の引き上げ”。顔の筋肉は頭皮とつながっていますので、面積の広い頭皮が上がることで、まぶたの皮膚も自然と引き上がります。両手すべての指の腹で頭皮をつかみ、螺旋を描くように、頭頂部に向かってググッとマッサージしてください。毎日繰り返すことで、引き上げた状態を肌に記憶させていくのが目的です。

 この方法、やってみると直後の目元がスッキリするので、若々しい顔で写真を撮りたい時におすすめです!

文/今泉明子

医学博士・皮膚科専門医。東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ院長。しわの注入治療では認定指導医を務めるなど、肌のスペシャリストとして活躍。美容を中心に手掛ける皮膚科でありながら、患者の40%が男性という、美肌男子のかけこみドクター。

■連載/オンナは男のココが気になる!